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【資料2-2】世代内、世代間の公平の更なる確保による全世代型社会保障の構築の推進(医療保険における金融所得の勘案について) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66677.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第206回 12/4)《厚生労働省》
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医療保険部会(2025年11月13日開催)における主なご意見

(世代内、世代間の公平の更なる確保による全世代型社会保障の構築の推進等(医療保険における金
融所得の勘案について)関係)(文責:事務局)
(注)主な御意見を事務局で整理したもの。(御意見の趣旨を踏まえて文言を整理している。)

(医療保険における金融所得の勘案について)


負担能力に応じた負担、また、負担の公平性という観点から、負担に金融所得を勘案することの方向性について賛成。

○ 確定申告の有無によって保険料の賦課対象が変わる点については、公平性の観点から、社会保険の原理原則も踏まえつつ、課題解
消に向けた検討が必要。


どのように金融所得の情報を把握するのか。また、事務負担への影響等、実務面において様々な課題がある。



短期間での導入には無理があるため、慎重な検討と段階的な対応が必要。



被用者保険においては、保険者が金融所得を把握していくことは実態上極めて難しい。



まずは後期高齢者を対象に検討していくことが現実的ではないか。



フローの所得だけではなく、ストックに着目することも併せて検討していくことが必要。



様々な省庁の施策と関係するため、関係省庁と連携し、検討していくべき。



世代間の公平性ということを考えるならば、現役世代の金融所得についても考えるべきではないか。

○ フランスでは金融資産の勘案を行っており、そのシステムがどうなっているのか事務局から情報を提供いただきたい。


税と社会保障の一体改革という大きなテーゼの中では、どちらかといえば税で考えていただくということのほうが合理性が高いの
ではないか。

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