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総-5-1 (2 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66560.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第632回 12/3)《厚生労働省》 |
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Ⅰ.損益差額率等について
1.医療機関別の損益差額率
⚫ 令和6年度における一般病院の平均損益差額率は▲7.3%であり、令和5年度から0.2ポイント改善したが、
経営を健全化する必要がある。
⚫ 一方、診療所と保険薬局の平均損益差額率については、一般診療所では個人が28.8%、医療法人が4.8%の
黒字であり、いずれも令和5年度から縮小したものの、底堅く推移している。また、歯科診療所では個人が
27.6%、医療法人が5.5%の黒字、保険薬局では個人が11.2%、法人が4.9%の黒字であり、歯科と調剤は
ともに令和5年度と概ね同水準の黒字を維持し、概ね堅調である。
2.一般病院の開設者別の損益差額率
⚫ 令和6年度における開設者別の平均損益差額率は、医療法人の▲1.0%から公立の▲18.5%までバラツキが
みられた。
⚫ 病床利用率と平均損益差額率を分析した結果、いずれの開設者も病床利用率が高い病院群で平均損益差額
率が高く、医療法人では、病床利用率が80%以上の場合に平均損益差額率が1.0%の黒字である。
⚫ 公立では、病床利用率80%以上でも平均損益差額率が▲13.4%であるが、参考として総務省のデータから
令和5年度の病床利用率と医業収支比率の関係を分析した結果、公立における医業収支比率のバラツキの4
割弱を病床利用率の違いで説明することができた。
3.病院の機能分類別の医業利益率
※厚生労働省による医療経済実態調査の分析結果を参照
⚫ 令和6年度における平均医業利益率は、いずれの機能分類も赤字だが、回復期は▲0.5%、慢性期は▲1.0%
と相対的に赤字幅が小さく、高度急性期は▲6.7%、急性期Aは▲9.9%、急性期Bは▲12.0%と相対的に赤
字が大きい。
⚫ 赤字病院の割合については、回復期が40.0%、慢性期が56.3%、高度急性期が75.0%、急性期Aが
77.8%、急性期Bが73.0%であり、一定の違いがみられた。
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1.医療機関別の損益差額率
⚫ 令和6年度における一般病院の平均損益差額率は▲7.3%であり、令和5年度から0.2ポイント改善したが、
経営を健全化する必要がある。
⚫ 一方、診療所と保険薬局の平均損益差額率については、一般診療所では個人が28.8%、医療法人が4.8%の
黒字であり、いずれも令和5年度から縮小したものの、底堅く推移している。また、歯科診療所では個人が
27.6%、医療法人が5.5%の黒字、保険薬局では個人が11.2%、法人が4.9%の黒字であり、歯科と調剤は
ともに令和5年度と概ね同水準の黒字を維持し、概ね堅調である。
2.一般病院の開設者別の損益差額率
⚫ 令和6年度における開設者別の平均損益差額率は、医療法人の▲1.0%から公立の▲18.5%までバラツキが
みられた。
⚫ 病床利用率と平均損益差額率を分析した結果、いずれの開設者も病床利用率が高い病院群で平均損益差額
率が高く、医療法人では、病床利用率が80%以上の場合に平均損益差額率が1.0%の黒字である。
⚫ 公立では、病床利用率80%以上でも平均損益差額率が▲13.4%であるが、参考として総務省のデータから
令和5年度の病床利用率と医業収支比率の関係を分析した結果、公立における医業収支比率のバラツキの4
割弱を病床利用率の違いで説明することができた。
3.病院の機能分類別の医業利益率
※厚生労働省による医療経済実態調査の分析結果を参照
⚫ 令和6年度における平均医業利益率は、いずれの機能分類も赤字だが、回復期は▲0.5%、慢性期は▲1.0%
と相対的に赤字幅が小さく、高度急性期は▲6.7%、急性期Aは▲9.9%、急性期Bは▲12.0%と相対的に赤
字が大きい。
⚫ 赤字病院の割合については、回復期が40.0%、慢性期が56.3%、高度急性期が75.0%、急性期Aが
77.8%、急性期Bが73.0%であり、一定の違いがみられた。
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