よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料2 能力がシームレスに積み上げられていく看護師の教育・研修について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

看護師人材育成過程における共通科目に係る到達目標と学ぶべき事項
〈疾病・臨床病態概論〉
看護基礎教育

新人看護職員研修

特定行為研修

○患者のニーズを身体・心理・社会的側面から
把握することができる。

○主要疾患の臨床診断、治療を理解するととも
に、年齢に応じた身体の特徴と病態変化を理
解する。
○年齢(小児、高齢者など)や状況(救急医療、
在宅医療など)に応じた臨床診断・治療の特
性を理解する。

到達目標
○胎生期から死までの生涯各期の成長・発達・
加齢の特徴に関する知識をもとに対象者を理
解する。
○急速に健康状態が変化する(周術期や急激
な病状の変化、救命救急処置を必要としてい
る等)対象の病態や、治療とその影響につい
て理 解する。
○慢性的経過をたどる人の病態や、治療とその
影響について説明する。
○急性増悪の予防・早期発見・早期対応に向け
て継続的に観察する。
○終末期にある対象者の治療と苦痛を理解し、
緩和に向けて支援する。
○感染防止策の目的と根拠を理解し、適切な方
法で実施する。
教育内容

学ぶべき事項

(人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の
促進)
・病態生理学

(主要疾患の病態と臨床診断・治療の概論)
・循環器系/呼吸器系/消化器系/腎泌尿器系/
内分泌・代謝系/免疫・膠原病系/血液・リンパ
系/神経系/小児科/産婦人科/精神系/運動器
系/感覚器系/感染症/その他
(状況に応じた臨床診断・治療)
・救急医療の臨床診断・治療の特性と演習
・在宅医療の臨床診断・治療の特性と演習

(成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性
看護学、精神看護学)
・成長発達段階を深く理解し様々な健康状態に
ある人々及び多様な場で看護を必要とする
人々に対す看護の方法
・臨床判断を行うための基礎的能力を養うため
に専門基礎分野で学んだ内容をもとに看護実
践を段階的に学ぶ。

8