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○外来(その1)について-3 (104 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00097.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第482回  7/7)《厚生労働省》
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外来医療についての課題と論点
(外来機能の分化の推進)
・ 保険医療機関相互間の機能の分担及び業務の連携の更なる推進のため、紹介率や逆紹介率が低い場合の初診料等の
減算や、紹介状なしで受診する場合等の定額負担の導入を、診療報酬改定において実施してきている。
・ 令和2年12月に閣議決定された「全世代型社会保障改革の方針」では、「医療提供体制の改革において、地域の実情に
応じて明確化される『紹介患者への外来を基本とする医療機関』のうち一般病床200床以上の病院にも対象範囲を拡大する。
また、より外来機能の分化の実効性が上がるよう、保険給付の範囲から一定額(例:初診の場合、2,000円程度)を控除し、
それと同額以上の定額負担を追加的に求めるよう仕組みを拡充する」とされている。
(オンライン診療)
・ オンライン診療に係る診療報酬上の評価については平成30年度改定において新設し、令和2年度改定では、実態等を踏
まえた見直しを実施した。さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、臨時的・特例的取扱いを実施し、オンラ
イン診療による初診を可能とする等の対応を行っている。
・ 現在、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の見直しに関する議論が進められており、今後、「対面診療との関係
を考慮し、診療報酬上の取扱いも含めて実施に向けた取組を進める」こととされている。

【論点】
○ 中長期的に地域の医療提供体制が人口減少や高齢化等に直面する中、外来機能の明確化・連携や、かかりつ
け医機能の強化等を推進し、患者にとって安心・安全で質の高い外来医療の提供を実現するための、診療報酬の
在り方について、どのように考えるか。
○ オンライン診療を安全性・信頼性を確保しながら推進していく観点から、「オンライン診療の適切な実施に
関する指針」の見直しを踏まえ、診療報酬上の取扱いも含めて実施に向けた取組を進めることとなるが、その際
に考慮することとされている対面診療との関係等について、どのように考えるか。

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