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障害福祉現場の賃上げ状況調査 調査結果と提言・要望 (10 ページ)

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出典情報 障害福祉現場の賃上げ状況調査 調査結果と提言・要望(10/21)《日本知的障害者福祉協会ほか》
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障害福祉現場の賃上げ状況調査

経営上の課題

ほぼすべての事業所が経営上の課題を感じている

その多くが課題として、物価高騰の影響と人材確保難を挙げている
物価高騰に加え、人材確保難など経営環境が厳しくなるなかで、
福祉サービスの継続のためにも、報酬の引上げが必要
さらなる財政支援がなければ、他産業への人材流出が避けられない
経営上の課題を感じているか

「感じている」(n=1,479) → 主な課題(複数回答)

感じていない
4.4%
物価高騰の影響により支出が増加している

サービス提供に必要な人材が確保できない

1,364
(92.2%)

1,124
(76.0%)

感じている
95.6%
「その他」(自由記述)の主な内容
◆最低賃金の上昇と報酬単価の乖離が深刻で、収入が追いつかず人件費が経営を圧迫している。 ◆処遇改善加算の対象外業務や職種があり、法人負担が重くなっている。 ◆人材確
保が困難であり、他業種との賃金格差や高齢化も影響している。特に夜勤・専門職・地方では深刻。 ◆施設の老朽化と修繕費・建替費用の捻出が難しく、補助金が足りず法人の持ち出
しが増加。 ◆新規事業・事業拡大のための資金確保が困難で、設備投資をためらう状況。 ◆報酬改定の頻度が少なく制度が複雑で、経営予測や計画が立てにくい。 ◆定員割れ・利
用者の高齢化・入院などで稼働率が不安定になり、収入減につながっている。 ◆送迎加算・相談支援の報酬が低すぎるという不満が多く、事業継続に支障がある。

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