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【資料1】薬剤給付の在り方について (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64752.html |
出典情報 | 社会保障審議会 医療保険部会(第200回 10/16)《厚生労働省》 |
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令和7年10月2日
第199回社会保障審議会医療保険部会
資料1(一部改変)
医療保険部会(2025年9月18日、9月26日開催)における主なご意見②
(文責:事務局)
【2.医療保険の持続可能性を確保するための保険給付のあり方】
○
医療保険は短期保険として捉えるだけではなく、政府管掌健康保険において中期財政運営が議論されたように、人口構造の変化等の要因
を含めて中長期的に捉えて考えていく必要性がある。
○ 中期・長期の財政見通しも含め、国全体としてあるべき姿を探求することが喫緊の課題。
○
高齢化や高額薬剤などの医療の高度化により医療費が増大していくことが見込まれる中では、費用対効果や経済性を考慮した医薬品の使
用促進やOTC類似薬の保険適用除外、低価値・無価値医療の利用の抑制など、保険給付範囲の見直しについても当然手をつけるべき。
○ 費用対効果や経済性を十分に考慮することが重要。例えば、長期収載品の選定療養の更なる見直し、バイオ後続品の使用促進なども検討
すべき重要な項目。
○ バイオ後続品の使用促進においては、薬剤師等との連携による丁寧な対応が不可欠。単純な試算や目標の設定だけでは対応が困難であり、
使用促進の方法については、後発医薬品とは異なるアプローチが必要。
○ 軽症でかつ少額な治療では患者による過剰な医療利用が生じやすいと思われるが、医療保険の在り方として、少額な治療では患者の自己
負担の割合を多くし、高額な医療では必ずしも自己負担を大きくしないという経済学的な考え方を考慮する必要がある。保険の役割として、
小さなリスクより大きなリスクへの保障が重要であり、その原則を国民の皆様にもご理解をいただく必要がある。
○ 低価値医療・無価値医療について、分かりやすく客観的なデータに基づき議論を進めるべき。
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第199回社会保障審議会医療保険部会
資料1(一部改変)
医療保険部会(2025年9月18日、9月26日開催)における主なご意見②
(文責:事務局)
【2.医療保険の持続可能性を確保するための保険給付のあり方】
○
医療保険は短期保険として捉えるだけではなく、政府管掌健康保険において中期財政運営が議論されたように、人口構造の変化等の要因
を含めて中長期的に捉えて考えていく必要性がある。
○ 中期・長期の財政見通しも含め、国全体としてあるべき姿を探求することが喫緊の課題。
○
高齢化や高額薬剤などの医療の高度化により医療費が増大していくことが見込まれる中では、費用対効果や経済性を考慮した医薬品の使
用促進やOTC類似薬の保険適用除外、低価値・無価値医療の利用の抑制など、保険給付範囲の見直しについても当然手をつけるべき。
○ 費用対効果や経済性を十分に考慮することが重要。例えば、長期収載品の選定療養の更なる見直し、バイオ後続品の使用促進なども検討
すべき重要な項目。
○ バイオ後続品の使用促進においては、薬剤師等との連携による丁寧な対応が不可欠。単純な試算や目標の設定だけでは対応が困難であり、
使用促進の方法については、後発医薬品とは異なるアプローチが必要。
○ 軽症でかつ少額な治療では患者による過剰な医療利用が生じやすいと思われるが、医療保険の在り方として、少額な治療では患者の自己
負担の割合を多くし、高額な医療では必ずしも自己負担を大きくしないという経済学的な考え方を考慮する必要がある。保険の役割として、
小さなリスクより大きなリスクへの保障が重要であり、その原則を国民の皆様にもご理解をいただく必要がある。
○ 低価値医療・無価値医療について、分かりやすく客観的なデータに基づき議論を進めるべき。
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