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資料3-2 提出資料2(中島構成員) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63687.html
出典情報 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(第1回 9/24)《厚生労働省》
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訪問看護の現状と課題 ③利用者の状況
・介護保険の利用者は、「循環器系の疾患」「筋骨格系及び結合組織の疾患」が、健康保険等の利用者は、「精神及び行動
の障がい」、 「神経系の疾患」、「悪性新生物」が多い。
・独居・高齢者世帯や身寄りのない人の増加により、意思決定支援や救急搬送時の対応困難等の課題がある。
・訪問看護サービス提供の中で意思決定支援、家族や多職種間での調整や倫理調整等を実践し、医療・介護の連携を推進
しながら、その人らしく地域で生活していけるよう支援している。
・精神科訪問看護の役割には24時間対応での支援も求められているが、精神疾患を持つ者への支援に係る医療・福祉・障
害の関係機関の多くは、夜間・休日に連絡が取れず、症状悪化時等の対応に難渋することがある。
・地域の医療・介護・福祉サービスの地域資源と協力しながら、利用者の地域生活を支えていくための資源整備が必要。
服薬などの治療をしている身体疾患のある利用者の有無と人数(n=1205)
87.0%
0%

20%

40%

60%



精神疾患を持つ利用者の対応課題

13.0%
80%

100%



GAFスコア別利用者有無(n=1205)

0 3.6%
1~10 4.9%
12.5%
11~20
28.1%
21~30
46.0%
31~40
54.3%
41~50
67.8%
51~60
62.7%
61~70
45.9%
71~80
22.1%
81~90
91~100 5.2%

0%
20%
40%
60%
80%
100%
出典:全国訪問看護事業協会 令和6年度精神科訪問看護に関する実態調査」結果報告書

あり
なし

1)自殺企図、希死念慮の増大、陽性症状の増悪等、精神症状
の悪化時に、診療時間外の場合、医療機関と連絡が取れな
い状況がある。
2)精神科訪問看護の利用者が身体疾患を発症もしくは身体
症状増悪時に、身体科につなぐための調整を訪問看護は担
うケースもあり、その際は時間を要する。
3)日中・夜間の頻回、且つ長時間の電話相談の対応がある。
セルフケア力の強化や、約束(契約)を交わすなどして行動
変容への看護介入を行うが、月~年単位の時間を要するこ
ともある。
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