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視神経の再生に新たな可能性DOCK3とHAUS7の連携が軸索再生を促進 (8 ページ)

公開元URL https://www.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/tosei/20250728_06_01
出典情報 視神経の再生に新たな可能性DOCK3とHAUS7の連携が軸索再生を促進(7/22)《東京都》
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<用語説明>
[注 1]軸索
軸索は脳などの神経組織に存在する神経細胞(ニューロン)の一部分で、情報を他の細胞へ伝
達するための「ケーブル」の役割を果たします。細胞体から伸びる細長い突起であり、電気信
号を他の神経細胞とのシナプスまで伝える役割を持っています。
[注 2]酵母ツーハイブリッド法
酵母ツーハイブリッド法(Yeast Two-Hybrid System)は、2 つのタンパク質間の相互作用を検
出するための実験手法です。この方法は、未知の相互作用パートナーを探索したり、既知のタ
ンパク質間相互作用を確認するために広く利用されています。酵母を用いることで、細胞内で
のタンパク質結合を効率的に解析できます。
[注 3]成長円錐
成長円錐は、
神経細胞が発達・再生する際に軸索や樹状突起の先端に形成される特殊な構造で、
進むべき方向を制御する「先導役」を担います。動的に形を変えながら外部のシグナルを感知
し、軸索や樹状突起を適切な方向へ伸ばす働きを持っています。
[注 4]shRNA によるノックダウン
shRNA(短鎖ヘアピン RNA)は、特定の遺伝子の発現を抑制する技術で、RNA 干渉の仕組みを
利用しています。shRNA はヘアピン状の二次構造を持つ人工的な RNA で、細胞内で標的遺伝
子の mRNA に結合し、その分解を促進することで遺伝子の発現を低下(ノックダウン)させま
す。

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