よむ、つかう、まなぶ。
【参考資料4】化学物質審査規制法の平成29 年改正の施行状況の評価及び今後の化学物質対策の在り方について (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59820.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和7年度第2回 7/23)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
極的に実施し、実態把握に努めてはどうか。
(3)その他附帯決議で指摘された事項
平成 29 年改正化審法の附帯決議においては、同法の施行に当たり、①合理的な規制や制
度の運用、②WSSD2020 年目標の達成、③リスク評価等を踏まえた措置に係る専門家への意
見聴取等について、適切な措置を講ずべきとされた。
①については、例えば、新規化学物質や上市後の化学物質の審査・評価において、ウェイ
ト・オブ・エビデンス(WoE:Weight of Evidence)の導入検討、新たな試験法の導入や高
分子フロースキームの簡素化、QSAR の活用の検討等の化審法の合理的な規制や制度の運用
に取り組んできた。
②については、WSSD2020 年目標として掲げられた3つの目標3に対して、取組状況や達成
状況について、2021 年 10 月に3省合同審議会において総括が行われ、それぞれの目標に係
る進捗が確認された。また、そのまとめにおいて、引き続き、リスク評価を通じて化学物質
のリスクを最小化する取組を進めていくこととされた。
③については、一般化学物質等のスクリーニング評価及びその結果を踏まえた優先評価
化学物質への指定、また、優先評価化学物質に係るリスク評価等を踏まえた措置に係り、従
前より3省合同審議会において専門家から意見聴取を行い、その科学的知見を踏まえた上
で政策判断を行っているところ、こういった取組について、引き続き実施していくこととし
ている。
以上のことから、附帯決議において指摘された事項についても、おおむね順調に施行され
ていると評価できる。引き続き、国内外の情勢や運用実態を踏まえて、制度の適切な運用を
進める必要がある。
3
令和3年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会、令和3年度化学物質審議会第2回安全対策部会、
第 217 回中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会 資料1「化審法のスクリーニング評価・リスク評価における WSSD2020 年目標へ
の取組の総括」
(2021 年 10 月 25 日)https://www.meti.go.jp/shingikai/kagakubusshitsu/anzen_taisaku/pdf/2021_02_01_01.pdf
目標1:科学的な信頼性のある有害性データが得られている物質についてスクリーニング評価をひととおり終える。
目標2:科学的な信頼性のある有害性データが得られている物質について、人の健康又は生活環境動植物への長期毒性を有し、かつ相当広範な
地域でリスクが懸念される状況であると判明したものを第⼆種特定化学物質に指定する。
目標3:評価を行うためのデータが得られなかった物質について、評価を行える目処が立っている。
4
(3)その他附帯決議で指摘された事項
平成 29 年改正化審法の附帯決議においては、同法の施行に当たり、①合理的な規制や制
度の運用、②WSSD2020 年目標の達成、③リスク評価等を踏まえた措置に係る専門家への意
見聴取等について、適切な措置を講ずべきとされた。
①については、例えば、新規化学物質や上市後の化学物質の審査・評価において、ウェイ
ト・オブ・エビデンス(WoE:Weight of Evidence)の導入検討、新たな試験法の導入や高
分子フロースキームの簡素化、QSAR の活用の検討等の化審法の合理的な規制や制度の運用
に取り組んできた。
②については、WSSD2020 年目標として掲げられた3つの目標3に対して、取組状況や達成
状況について、2021 年 10 月に3省合同審議会において総括が行われ、それぞれの目標に係
る進捗が確認された。また、そのまとめにおいて、引き続き、リスク評価を通じて化学物質
のリスクを最小化する取組を進めていくこととされた。
③については、一般化学物質等のスクリーニング評価及びその結果を踏まえた優先評価
化学物質への指定、また、優先評価化学物質に係るリスク評価等を踏まえた措置に係り、従
前より3省合同審議会において専門家から意見聴取を行い、その科学的知見を踏まえた上
で政策判断を行っているところ、こういった取組について、引き続き実施していくこととし
ている。
以上のことから、附帯決議において指摘された事項についても、おおむね順調に施行され
ていると評価できる。引き続き、国内外の情勢や運用実態を踏まえて、制度の適切な運用を
進める必要がある。
3
令和3年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会、令和3年度化学物質審議会第2回安全対策部会、
第 217 回中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会 資料1「化審法のスクリーニング評価・リスク評価における WSSD2020 年目標へ
の取組の総括」
(2021 年 10 月 25 日)https://www.meti.go.jp/shingikai/kagakubusshitsu/anzen_taisaku/pdf/2021_02_01_01.pdf
目標1:科学的な信頼性のある有害性データが得られている物質についてスクリーニング評価をひととおり終える。
目標2:科学的な信頼性のある有害性データが得られている物質について、人の健康又は生活環境動植物への長期毒性を有し、かつ相当広範な
地域でリスクが懸念される状況であると判明したものを第⼆種特定化学物質に指定する。
目標3:評価を行うためのデータが得られなかった物質について、評価を行える目処が立っている。
4