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2023年度 通所介護の経営状況について (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r7/ |
出典情報 | 2023 年度 通所介護の経営状況について(6/27)《福祉医療機構》 |
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2025-003
3
事業所規模区分別の経営状況
まず、利用率についてみていく。ほとんどの区
利用率の差および基本報酬や加算の取得状況
の違いにより、サービス活動増減差額比率に
差
分は 70%以上で、事業所規模が大きい順に高く
続いて、2023 年度の地域密着型サービスを含
とおり、通常規模型はサービス活動増減差額比率
む 4 つの事業所規模区分別の経営状況をみてい
が 4 区分のうちもっとも低かったが、これには
く(図表 5)。
利用率が大きく影響していると考えられる。
なっているが、通常規模型のみ 67.9%と 70%未
満であり、4 区分のなかでもっとも低い。前述の
サービス活動増減差額比率は、通常規模型が
次に、利用者単価についてみていく。通所介護
1.4%ともっとも低い。次いで、地域密着型が
の基本報酬は、事業所規模が小さいほど単位が高
3.0%、大規模型(Ⅱ)が 6.9%、大規模型(Ⅰ)
く設定されていることから、利用者単価は事業所
が 7.2%であり、赤字事業所割合についても同じ
規模が小さい順に高くなるはずである。しかし、
順であった。事業所規模区分ごとに差が生じてい
4 区分中 2 番目に事業所規模が大きい大規模型
る点について、収益面から確認していきたい。
(Ⅰ)が 9,824 円で 4 区分のうちもっとも高く、
(図表 5)2023 年度 通所介護の事業所規模区分別の経営状況
指
地域密着型
n=1,640
標
定員数
利用率
年間営業日数
開設経過年数
登録者数
うち要介護者
要介護度
利用者単価
1 事業所当たり従事者数
うち介護職員数
利用者 10 人当たり従事者数
うち介護職員数
人件費率
経費率
うち給食費率
うち水道光熱費率
うち業務委託費率
うち地代家賃率
減価償却費率
サービス活動増減差額比率
経常増減差額比率
従事者 1 人当たりサービス活動収益
従事者 1 人当たり人件費
定員 1 人当たりサービス活動収益
赤字事業所割合
営利法人割合
加算算定率
科学的介護推進体制加算
入浴介助加算(Ⅱ)
中重度者ケア体制加算
通常規模型
n=3,974
大規模型(Ⅰ)
n=202
大規模型(Ⅱ)
n=172
(人)
(%)
(日)
(年)
(人)
(人)
-
(円)
(人)
(人)
(人)
(人)
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
(千円)
(千円)
(千円)
(%)
(%)
17.6
72.8
294.9
12.3
50.7
36.4
1.72
9,694
7.2
3.4
5.78
2.74
64.5
27.1
3.3
3.6
2.5
4.5
3.4
3.0
3.4
5,016
3,237
2,064
43.2
43.8
32.1
67.9
306.5
18.6
80.1
63.4
1.86
9,437
11.8
6.2
5.44
2.89
68.2
25.6
4.4
4.8
3.8
1.8
4.0
1.4
1.8
5,376
3,666
1,969
45.7
14.3
46.1
74.0
318.0
18.7
113.2
90.6
1.88
9,824
17.3
9.7
5.12
2.87
63.7
24.9
4.4
4.0
3.7
2.2
3.2
7.2
7.2
6,133
3,908
2,308
26.7
15.3
67.0
76.5
317.4
17.0
199.8
139.7
1.71
9,072
23.0
13.6
4.50
2.67
62.2
24.9
4.5
4.2
3.4
2.0
4.7
6.9
7.1
6,384
3,974
2,190
27.3
17.4
(%)
(%)
(%)
45.2
12.6
3.9
53.9
10.8
20.1
66.3
17.8
36.1
64.5
17.4
29.7
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事業所規模区分別の経営状況
まず、利用率についてみていく。ほとんどの区
利用率の差および基本報酬や加算の取得状況
の違いにより、サービス活動増減差額比率に
差
分は 70%以上で、事業所規模が大きい順に高く
続いて、2023 年度の地域密着型サービスを含
とおり、通常規模型はサービス活動増減差額比率
む 4 つの事業所規模区分別の経営状況をみてい
が 4 区分のうちもっとも低かったが、これには
く(図表 5)。
利用率が大きく影響していると考えられる。
なっているが、通常規模型のみ 67.9%と 70%未
満であり、4 区分のなかでもっとも低い。前述の
サービス活動増減差額比率は、通常規模型が
次に、利用者単価についてみていく。通所介護
1.4%ともっとも低い。次いで、地域密着型が
の基本報酬は、事業所規模が小さいほど単位が高
3.0%、大規模型(Ⅱ)が 6.9%、大規模型(Ⅰ)
く設定されていることから、利用者単価は事業所
が 7.2%であり、赤字事業所割合についても同じ
規模が小さい順に高くなるはずである。しかし、
順であった。事業所規模区分ごとに差が生じてい
4 区分中 2 番目に事業所規模が大きい大規模型
る点について、収益面から確認していきたい。
(Ⅰ)が 9,824 円で 4 区分のうちもっとも高く、
(図表 5)2023 年度 通所介護の事業所規模区分別の経営状況
指
地域密着型
n=1,640
標
定員数
利用率
年間営業日数
開設経過年数
登録者数
うち要介護者
要介護度
利用者単価
1 事業所当たり従事者数
うち介護職員数
利用者 10 人当たり従事者数
うち介護職員数
人件費率
経費率
うち給食費率
うち水道光熱費率
うち業務委託費率
うち地代家賃率
減価償却費率
サービス活動増減差額比率
経常増減差額比率
従事者 1 人当たりサービス活動収益
従事者 1 人当たり人件費
定員 1 人当たりサービス活動収益
赤字事業所割合
営利法人割合
加算算定率
科学的介護推進体制加算
入浴介助加算(Ⅱ)
中重度者ケア体制加算
通常規模型
n=3,974
大規模型(Ⅰ)
n=202
大規模型(Ⅱ)
n=172
(人)
(%)
(日)
(年)
(人)
(人)
-
(円)
(人)
(人)
(人)
(人)
(%)
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(%)
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(千円)
(千円)
(千円)
(%)
(%)
17.6
72.8
294.9
12.3
50.7
36.4
1.72
9,694
7.2
3.4
5.78
2.74
64.5
27.1
3.3
3.6
2.5
4.5
3.4
3.0
3.4
5,016
3,237
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43.8
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67.9
306.5
18.6
80.1
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1.86
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