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資料3-2 インドシアニングリーン[353KB] (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00042.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 7/4)《厚生労働省》
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有効性について、本薬、テクネチウムスズコロイド(99mTc)及びインジゴカルミン(以
下同順)使用時のセンチネルリンパ節の同定率 注11)はそれぞれ73.4%(179/244)、77.9%
(304/390)及び17.0%(69/406)、術中センチネルリンパ節生検の感度注12)はそれぞれ90.9%
(10/11)、80.0%(16/20)及び100%(2/2)であった。
本薬の安全性に係る記載はなし。
注11)全ての半側骨盤数に対する、1個以上のセンチネルリンパ節が同定された半側骨盤数の割合
注12)1個以上のリンパ節で転移が認められた半側骨盤数に対する、1個以上のセンチネルリンパ節が同定され、
当該リンパ節で転移が認められた半側骨盤数の割合

子宮頸癌
1) The detection of sentinel lymph nodes in laparoscopic surgery for uterine cervical cancer using
99m-technetium-tin colloid, indocyanine green, and blue dye.(J Gynecol Oncol. 2017; 28: e13)
15)

腹腔鏡下又は開腹で根治的子宮摘出術を行うⅠ期又はⅡ期の子宮頸癌患者119例を対象
に、本薬、テクネチウムスズコロイド(99mTc)又はインジゴカルミンを用いたセンチネル
リンパ節生検の同定に係る診断能が検討された。本薬(0.05 mg/mL)及びインジゴカルミ
ン(4 mg/mL)は、手術開始時に、子宮頸部の0、3、6及び9時方向の深さ5 mmの位置に5 mL
投与され、その40分後にセンチネルリンパ節が同定された。テクネチウムスズコロイド
(99mTc)は、手術前日、同様の位置に2 mL(110 MBq)投与され、その後6時間以内にリン
パリンチグラフィーが実施された。本研究の初期にはテクネチウムスズコロイド(99mTc)
及びインジゴカルミンの併用が行われ、後期には3つのトレーサーの併用が行われた。
有効性について、本薬、テクネチウムスズコロイド(99mTc)及びインジゴカルミン使用
時(以下同順)のセンチネルリンパ節の同定率注13)は61.6%(53/86)、85.8%(182/212)及
び20.2%(46/228)、術中センチネルリンパ節生検の感度注14)は80.0%(4/5)、70.3%(19/27)
及び87.5%(7/8)であった。
本薬の安全性に係る記載はなし。
注13)全ての半側骨盤数に対する、1個以上のセンチネルリンパ節が同定された半側骨盤数の割合
注14)1個以上のリンパ節で転移が認められた半側骨盤数に対する、1個以上のセンチネルリンパ節が同定され、
当該リンパ節で転移が認められた半側骨盤数の割合

(2)Peer-reviewed journal の総説、メタ・アナリシス等の報告状況
代表的な公表文献の概略について、以下に示す。
子宮体癌及び子宮頸癌
1) Sentinel Node Mapping in Cervical and Endometrial Cancer: Indocyanine Green Versus Other
Conventional Dyes—A Meta-Analysis(Ann Surg Oncol 2016; 23: 3749-56)16)
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