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資料1 これまでのがんゲノム医療に係る取組について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58839.html
出典情報 がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第6回 6/16)《厚生労働省》
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エキスパートパネルとそこで検討されるべき内容について
・令和4年8月1日付け健康局長通知「がんゲノム医療中核拠点病院等の整備に関する指針」においてエキスパート
パネルの定義が示されている。
・エキスパートパネルで検討されるべき内容については、関連学会の見解が示されている。
エキスパートパネル

がん遺伝子パネル検査の結果を医学的に解釈するための多職種(がん薬物療法に関する専門的な知識及び技能を
有する医師、遺伝医学に関する専門的な知識及び技能を有する医師、遺伝カウンセリング技術を有する者等)に
※ 令和4年8月1日付け健康局長通知「がんゲノム医療中核拠点病院等の整備に関する指針」(参考)より抜粋
よる検討会のこと。
エキスパートパネルで検討されるべき内容についての関連学会見解

エキスパートパネルではC-CAT 調査結果やがん遺伝子パネル検査結果レポートを参考資料とし、以下の内容について
検討を行う。
● 検査全体に関して
A) 検体およびデータの品質について(特に自施設内でシークエンスを実施する場合)
● 各遺伝子変化に関して
B) 遺伝子変化に対する生物学的意義付け(がん化能など特定の形質獲得に寄与するかどうかなど)
C) 遺伝子変化に対応する候補治療薬の有無
D) 遺伝子変化とそれに対応する具体的な候補薬や治験・臨床試験等について、エビデンスレベルとともに患者背景
(年齢・PS・合併疾患など)も考慮した上で優先的に推奨されるものがあるか等について検討する。
E) 診断や予後に関するエビデンスの解釈
F) 二次的所見を認める(または疑われる)場合は、「二次的所見・Germline findings」に従い、その意義付けおよび
対応について検討する。
※ 日本臨床腫瘍学会・日本癌治療学会・日本癌学会の3学会合同で策定されたガイダンスの改定第2.1版より抜粋

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