第23回検討会における主なご意見
＜重大事象の把握と対応について＞
○諸外国でネバー・イベント等として確実な把握や検証が求められている重大事象であっても、項目によっては
把握されている割合が低いなど対応にばらつきがある。特定機能病院で確実に把握する体制を作ることが重要
であり、把握すべき重大事象を明確化してはどうか。

○その際、画像診断報告書の見落としが複数の特定機能病院で発覚していることを踏まえ、「A類型」に含める
など項目に入れてはどうか。
○重大事例が積み重なった場合に診療に介入する権限や記録等について、明文化したルールを設けるべきではな
いか。
＜医療安全管理責任者の背景や役割について＞
○医療安全管理責任者に医療安全の経験があるとコミットが大きいという研究結果を踏まえ、医療安全管理責任
者の要件を明確化してはどうか。
＜その他について＞

○実装・実効力のあるものにしていく必要があるため、見直しのスケジュールを明確にし、スピード感を持って
取り組んではどうか。
○上記のような取組状況であることを踏まえれば、更なる対応が重要であることは明らかであり、医療安全を最
優先すべきことを改めて意識づけしてはどうか。
○特定機能病院が地域の医療安全に貢献していることを評価する仕組みがあっても良いのではないか。
○厚生労働省は、見直しに合わせて、特定機能病院への研修や個別の指導等を行うことを検討してはどうか。
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