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医師の働き方改革を目前にした消化器外科医の現状-アンケート結果報告- (6 ページ)
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出典情報 | 医師の働き方改革を目前にした消化器外科医の現状-アンケート結果報告-(2/25)《日本消化器外科学会》 |
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くの病院ですでに請求がなされている. ⼀⽅で,
「1」については従来の加算よりそれ
ぞれ倍額の診療報酬加算が⾏われている.
しかしながら,緊急⼿術に対してインセンティブが導⼊されているかに関しては,
「病院全体で導⼊していない」と回答したものが 68.2%であり,
「病院全体で導⼊して
いる」と回答したものが 22.6%であった(Fig.6-B)
.消化器外科緊急⼿術に関するイン
センティブは「病院全体で導⼊されている」が22.6%,
「病院全体ではないが消化器外
科に導⼊されている」が 5%で,合わせると全体の 28%が導⼊されていた.休⽇・深夜・
時間外加算 1 が導⼊されている施設でインセンティブが導⼊されているとすると加算
1 導⼊施設の 41%という結果であった.
インセンティブを導⼊していない施設の内,「導⼊を検討したい」と回答したものが
64.1%であり,「導⼊を検討したいが,導⼊は難しい」と回答したものが 30.2%であっ
た.
インセンティブを導⼊している施設の内,
「報酬に関して⼀律である」が 39.2%,
「⼿
術所要時間で異なる」が 36.6%,
「休⽇や深夜などの時間帯で異なる」が 35.1%であっ
た.(複数回答可)また,報酬が⽀払われる対象に関して,⼿術に⼊った外科医全員が
57.6%で,執⼑医もしくは第⼀助⼿までが合わせて 24.7%であった.報酬額に関して,
「少ない」が 73.1%で多数を占め,
「多い」は 0%であった.
7.
主治医性,チーム制(複数主治医制)
チーム制(複数主治医制)が 52.1%,主治医制が 47.9%であり,ほぼ半々であった
(Fig.7-A).チーム制を導⼊している施設の内,チーム制導⼊により体調管理に恩恵が
あったと回答したものが 81.8%,家庭やプライベートが充実したと回答したものが
77.0%,教育・研究に充てる時間が増えたと回答したものが 64.6%であった(Fig.7-B)
.
また,チーム制において患者側からの不満の訴えがあったかに関して,
「なし」が 58.1%
と半数以上を占め,⼀⽅「あり」が 18.2%であった.
反対に⾃⾝が患者側とした場合,
「チーム制がよい」と回答したものが 57.2%,
「主治
医制がよい」が 24.4%であった.
労働時間内の病状説明において,患者側から不満の訴えがあったかどうかに関して,
「あり」が 37.2%であり,
「なし」が 44.8%であった.労働時間内の病状説明の推進に
関して,賛成が 86.6%であり,反対が 2.0%であった.
8.
次世代に向けて
回答者⾃⾝が再度診療科を選択できるとしても消化器外科を選択するかに関して,
「はい」が 52.3%,
「いいえ」が 15.3%,
「どちらともいえない」が 32.4%であった(Fig.8A).
後輩等に消化器外科医になることを勧めるかに関して,「強くそう思う」が 10.3%,
「そう思う」が 27.9%,
「どちらでもない」が 43.7%,
「あまりそう思わない」が 13.4%,
6
「1」については従来の加算よりそれ
ぞれ倍額の診療報酬加算が⾏われている.
しかしながら,緊急⼿術に対してインセンティブが導⼊されているかに関しては,
「病院全体で導⼊していない」と回答したものが 68.2%であり,
「病院全体で導⼊して
いる」と回答したものが 22.6%であった(Fig.6-B)
.消化器外科緊急⼿術に関するイン
センティブは「病院全体で導⼊されている」が22.6%,
「病院全体ではないが消化器外
科に導⼊されている」が 5%で,合わせると全体の 28%が導⼊されていた.休⽇・深夜・
時間外加算 1 が導⼊されている施設でインセンティブが導⼊されているとすると加算
1 導⼊施設の 41%という結果であった.
インセンティブを導⼊していない施設の内,「導⼊を検討したい」と回答したものが
64.1%であり,「導⼊を検討したいが,導⼊は難しい」と回答したものが 30.2%であっ
た.
インセンティブを導⼊している施設の内,
「報酬に関して⼀律である」が 39.2%,
「⼿
術所要時間で異なる」が 36.6%,
「休⽇や深夜などの時間帯で異なる」が 35.1%であっ
た.(複数回答可)また,報酬が⽀払われる対象に関して,⼿術に⼊った外科医全員が
57.6%で,執⼑医もしくは第⼀助⼿までが合わせて 24.7%であった.報酬額に関して,
「少ない」が 73.1%で多数を占め,
「多い」は 0%であった.
7.
主治医性,チーム制(複数主治医制)
チーム制(複数主治医制)が 52.1%,主治医制が 47.9%であり,ほぼ半々であった
(Fig.7-A).チーム制を導⼊している施設の内,チーム制導⼊により体調管理に恩恵が
あったと回答したものが 81.8%,家庭やプライベートが充実したと回答したものが
77.0%,教育・研究に充てる時間が増えたと回答したものが 64.6%であった(Fig.7-B)
.
また,チーム制において患者側からの不満の訴えがあったかに関して,
「なし」が 58.1%
と半数以上を占め,⼀⽅「あり」が 18.2%であった.
反対に⾃⾝が患者側とした場合,
「チーム制がよい」と回答したものが 57.2%,
「主治
医制がよい」が 24.4%であった.
労働時間内の病状説明において,患者側から不満の訴えがあったかどうかに関して,
「あり」が 37.2%であり,
「なし」が 44.8%であった.労働時間内の病状説明の推進に
関して,賛成が 86.6%であり,反対が 2.0%であった.
8.
次世代に向けて
回答者⾃⾝が再度診療科を選択できるとしても消化器外科を選択するかに関して,
「はい」が 52.3%,
「いいえ」が 15.3%,
「どちらともいえない」が 32.4%であった(Fig.8A).
後輩等に消化器外科医になることを勧めるかに関して,「強くそう思う」が 10.3%,
「そう思う」が 27.9%,
「どちらでもない」が 43.7%,
「あまりそう思わない」が 13.4%,
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