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医師の働き方改革を目前にした消化器外科医の現状-アンケート結果報告- (3 ページ)
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出典情報 | 医師の働き方改革を目前にした消化器外科医の現状-アンケート結果報告-(2/25)《日本消化器外科学会》 |
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⼥性会員からの回答が 250 名(8.5%)であり,学会会員全体の男⼥⽐率(⼥性 9.3%)
と概ね同様であった.既婚者からの回答が 11.8%であった.
回答者の⼦供の数でみると,2 ⼈が 37.9%で最も多く,次いで 3 ⼈が 20.9%,0 ⼈が
19.7%であった.
主たる勤務先として,⼤学病院もしくは国公⽴,公的病院が 80.8%(内,⼤学付属病
院勤務 44.4%)であり,私⽴病院もしくは診療所は 18.0%であった.また,⼀般病床
を中⼼とする急性期病院が 82.2%であった.
勤務先医療機関全体の病床数は,500 床以上が 58.2%であり,100 床未満は 3.0%で
あった.そのうち外科としての病床数でみた場合,20 床以上 60 床未満が最も多く
57.8%であり,100 床以上が 14.9%であった.
勤務形態は,理事⻑・院⻑・副院⻑・診療部⻑・部⻑・教授などの経営責任のある回
答者が 37.2%であった.
専⾨領域は,⾷道 7.4%,胃 12.8%,肝胆膵 30.4%,⼤腸 24.5%,救急 0.7%,⼀般
外科 21.0%であった.
2.
労働時間(勤務時間)
2.1 労働と⾃⼰研鑽の区別
施設により労働時間と⾃⼰研鑽(学会準備,臨床・基礎研究,論⽂執筆,⼿術への学
習など)の時間を区別して管理されているかに関して,
「区別されている」と回答したも
のが 74.4%であった.
2.2 ⾃⼰研鑽の時間
1 週間あたり⾃⼰研鑽にかける時間は,5〜10 時間が最も多く 36.3%であり,5 時間
未満が 26.7%,10 時間以上が 34.8%であった.
2.3 労働時間(1 週間あたり)
1 週間あたりの平均労働時間(当直を除く)は,50〜60 時間が最も多く 30.3%,次
いで 40~50 時間未満が 22.9%,60~70 時間未満が 19.6%であり,40 時間未満は,わず
か 7.7%であった(Fig.2)
.労働基準法では「使⽤者は,原則として,1 ⽇に 8 時間,1
週間に 40 時間を超えて労働させてはいけない」とされている.
2.4 出勤時刻,帰宅時刻,睡眠時間
出勤時間(時刻)は,7 時〜8 時で最も多く 59.0%であった.帰宅時間(時刻)では
19 時から 21 時が最も多く 42.4%であった.平⽇の睡眠時間は,5〜6 時間が最も多く
41.9%,次いで 6〜7 時間が 34.2%であった.
2.5 時間外労働(⼀か⽉あたり)
時間外労働時間は,45〜80 時間が最も多く 31.6%であり,次いで 30 時間が 25.7%,
30〜45 時間が 22.2%,80〜100 時間未満が 9.1%であり,100 時間以上は 7.6%であっ
た(Fig.3).働き⽅改⾰では,休⽇労働も含め⼀か⽉あたり 100 時間までの時間外労働
とされている.
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と概ね同様であった.既婚者からの回答が 11.8%であった.
回答者の⼦供の数でみると,2 ⼈が 37.9%で最も多く,次いで 3 ⼈が 20.9%,0 ⼈が
19.7%であった.
主たる勤務先として,⼤学病院もしくは国公⽴,公的病院が 80.8%(内,⼤学付属病
院勤務 44.4%)であり,私⽴病院もしくは診療所は 18.0%であった.また,⼀般病床
を中⼼とする急性期病院が 82.2%であった.
勤務先医療機関全体の病床数は,500 床以上が 58.2%であり,100 床未満は 3.0%で
あった.そのうち外科としての病床数でみた場合,20 床以上 60 床未満が最も多く
57.8%であり,100 床以上が 14.9%であった.
勤務形態は,理事⻑・院⻑・副院⻑・診療部⻑・部⻑・教授などの経営責任のある回
答者が 37.2%であった.
専⾨領域は,⾷道 7.4%,胃 12.8%,肝胆膵 30.4%,⼤腸 24.5%,救急 0.7%,⼀般
外科 21.0%であった.
2.
労働時間(勤務時間)
2.1 労働と⾃⼰研鑽の区別
施設により労働時間と⾃⼰研鑽(学会準備,臨床・基礎研究,論⽂執筆,⼿術への学
習など)の時間を区別して管理されているかに関して,
「区別されている」と回答したも
のが 74.4%であった.
2.2 ⾃⼰研鑽の時間
1 週間あたり⾃⼰研鑽にかける時間は,5〜10 時間が最も多く 36.3%であり,5 時間
未満が 26.7%,10 時間以上が 34.8%であった.
2.3 労働時間(1 週間あたり)
1 週間あたりの平均労働時間(当直を除く)は,50〜60 時間が最も多く 30.3%,次
いで 40~50 時間未満が 22.9%,60~70 時間未満が 19.6%であり,40 時間未満は,わず
か 7.7%であった(Fig.2)
.労働基準法では「使⽤者は,原則として,1 ⽇に 8 時間,1
週間に 40 時間を超えて労働させてはいけない」とされている.
2.4 出勤時刻,帰宅時刻,睡眠時間
出勤時間(時刻)は,7 時〜8 時で最も多く 59.0%であった.帰宅時間(時刻)では
19 時から 21 時が最も多く 42.4%であった.平⽇の睡眠時間は,5〜6 時間が最も多く
41.9%,次いで 6〜7 時間が 34.2%であった.
2.5 時間外労働(⼀か⽉あたり)
時間外労働時間は,45〜80 時間が最も多く 31.6%であり,次いで 30 時間が 25.7%,
30〜45 時間が 22.2%,80〜100 時間未満が 9.1%であり,100 時間以上は 7.6%であっ
た(Fig.3).働き⽅改⾰では,休⽇労働も含め⼀か⽉あたり 100 時間までの時間外労働
とされている.
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