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第148回医療保険部会資料(全体版) (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22635.html
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(患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現)


オンライン診療については、記載におおむね異論はないが、推進のためにはかかりつ
け医による実施に期待がかかると考える。



オンライン診療について、11月19日に閣議決定された経済対策の中では、「診療報酬
上の取扱いを含め、オンライン診療・服薬指導の適正な普及・促進を図る」という文言
が含まれているので、この「普及・促進」という文言もぜひ追記をしていただきたいと
思う。

・ オンライン診療が非常に重要なツールであるというのはそのとおりだと思う。一方で、
この医療部会として書くということは、やはり医療提供体制の話を中心として診療報酬
がどうあるべきかという議論だと思う。その際に、先ほど普及・促進という話があった
が、これは患者の医療ニーズに対して、これからの日本で医療へのアクセスが徐々に悪
くなってくる中で、そういったニーズに適切に応えるための普及・促進という意味だと
思うが、往々にして今までの日本のオンライン診療は事業者を優先する形で進んできて
おり、例えば安全性の確保のための対策が規制されたり、そういった捉えられ方がされ
ている。したがって、普及・促進という言葉の使い方は、極めて丁寧であるべきだと思
う。適切にオンライン診療が広がっていくということが間違ったメッセージにならない
ような記載を考えていただきたい。

(効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上)


医療関係者が共同してという表現について、この共同という文字はこの共同で本当に
よいのか。共同なのか、協同なのか、それから協働もよく使われているが、それによっ
てここのイメージが随分変わってきてしまうので、どういうイメージでどの文字を使う
べきか確認いただきたい。



一定期間内に処方箋を反復利用できる方策の検討について、患者の通院負担の軽減に
つながる仕組みとなるように具体的な検討をお願いしたい。



OTC類似医薬品の保険給付範囲の見直しについて、医療資源の重点配分の観点から、取
り上げていただき感謝申し上げたい。湿布など市販品で代替可能な医薬品の処方上限の
設定など、具体的な検討の準備をしていただきたい。



いわゆる敷地内調剤薬局について、ある意味で、院内薬局の外注型というのが適切な
表現だと思う。そういう意味では、今回そういったものを見直す、つまり薬局の病院に
おけるかかりつけ機能という言葉にしてしまうのかどうかということも含めて、ぜひと
もここは押し進めていただき、院内薬局と同じような水準に落とすのか、そういったこ
との議論の一助になればと思う。

(その他)
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