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第148回医療保険部会資料(全体版) (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22635.html
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第146回社会保障審議会医療保険部会(令和3年10月22日)
各委員の発言要旨(「令和4年度診療報酬改定の基本方針について」関係)

<全体について>


全体としてこれまでの議論が反映されていると思う。



過疎地、僻地、離島など、医療の提供に非常に苦労している地域があり、医療アクセ
スがないと定住もままならなくなる。命と財産を守る要になるのが地域医療の確保だと
思うので、全体を通じて、地域医療の確保を重視していただきたいと思う。

<改定に当たっての基本認識>
(患者・国民に身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現)


医療と経済の発展と書かれていることに違和感を覚える。命かお金かと言ったら命の
ほうが大切。医療の発展や医療の安定供給が第一なので、その辺の表現を考えていただ
きたいと思う。

<改定の基本的視点と具体的方向性>
(全体について)


改定の基本的視点1から4についてはおおむね賛同。特に視点1と2を重点課題とす
ることに賛同。



基本認識で「全世代型社会保障」の実現がうたわれているが、基本的視点になると、
ちょっと見えなくなっている感があるので、入れ込んでいただきたい。



大都市近郊では救急車が来ても受入先が決まるまで1時間くらいその場で連絡を取っ
ていることをしばしば見る。医療の体制、医師や看護師等の数の問題、働き方の改革、
それらが組み込まれるような診療報酬体制を考えていただきたいと思う。

(新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の
構築)


新型コロナウイルス感染症に関する診療報酬上の特例的な対応については、今後その
検証をしっかりしていただきたいと思う。



診療報酬上の何らかのインセンティブ等、感染対策の裾野を広げるための対応も必要
ではないか。



平時と緊急時のいずれにも対応できる効率的・効果的な医療提供体制を構築すること
は、重点課題であると考える。地域医療構想の推進等により、地域全体での医療機能の
分化・強化、連携を引き続き着実に進めていくことが必須であり、診療報酬によっても
後押しをする必要があると考える。



平時と緊急時で医療提供体制を迅速かつ柔軟に切り替えることがなかなかできなかっ
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