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【資料2】これまでの議論の整理(案) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39466.html
出典情報 医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ(第5回 4/17)《厚生労働省》
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全・安心な共有・利用がもたらす可能性を最大限に活用することを目的とし、加盟国間
で、電子的な健康・医療データの共有、コントロールやアクセス等に関する欧州共通の
枠組みを定めた EHDS 規則案2の検討が進んでおり、我が国でも EU と同等の対応を求め
る意見が出てきている。
○ これらの経緯や、諸外国の状況、我が国の学術界及び産業界の意見等を踏まえ、医療
等情報の二次利用の推進に向けた論点を議論するため、昨年 11 月に健康・医療・介護
情報利活用検討会の下に本ワーキンググループ(以下「本 WG」という。
)を開催し、主
に、
・医療分野の貴重な社会資源である公的 DB について、仮名化情報の保護と利活用を図
るための法制度のあり方
・情報連携基盤の整備の方向性
について、これまで5回にわたり議論を重ねてきた。
また、本 WG の下に、データの標準化・信頼性確保、クラウドや API(アプリケーシ
ョン・プログラミング・インターフェース)連携の整備方法等の技術的論点を議論する
技術作業班を設置し、本年2月以降議論を進めているところである。
本文書は、これまでの本 WG における議論を整理したものである。
3.医療等情報の利活用拡大に関するユースケース
○ 医療等情報の二次利用を適切に推進していくためには、医療現場や国民・患者の十
分な理解を得ることが必須であり、具体的なユースケースを示しながら、その社会的
な意義やデータの使われ方、有効性をわかりやすく公表・周知していくことが必要で
ある。
○ 本 WG においては、
・ 匿名化情報の利活用で何が可能で何ができないのか、仮名化情報の利活用で可能
になることは何かを整理して議論することが必要である。
・ ユースケースとしては、医薬品の研究開発のみならず、疫学研究や行政利用等幅
広いものを考える必要がある。
・ 仮名化情報の連結により何ができるようになるのか具体的なイメージを持って議
論する必要がある。

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EHDS(European Health Data Space)

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