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令和6年第3回経済財政諮問会議 資料5中長期的に持続可能な経済社会の検討に向けて②(内閣府) (7 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0402/shiryo_05.pdf
出典情報 経済財政諮問会議(令和6年第3回 4/2)《内閣府》
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経済の姿
 ⼈⼝減少下で現状の経済が続く「①現状投影シナリオ」では、マイナス成⻑を含め⻑期にわたって低成⻑に
陥るおそれ。⼀⽅、⽣産性向上、労働参加拡⼤、出⽣率上昇が実現する「②⻑期安定シナリオ」、「③成⻑
実現シナリオ」では、成⻑率は持続的にプラス。
 その結果、2060年の⼀⼈当たり実質GDPは、①のままでは先進国中最低レベルの所得⽔準になるおそれ。
②を実現できればドイツと同程度、③を実現できればアメリカや北欧と同程度に拡⼤する。
実質成⻑率

(%)
4

2,200

①現状投影
②⻑期安定

3

[2060]
1,973

1,800

1,400
2060

2055

2050

2045

2040

2035

2030

2025

2020

-1

(年度)

5
4

1,000
962

①現状投影
②⻑期安定
③成⻑実現

800
600

3

696
[2020]
539

400

2

774
①現状投影

200

1

2060

2050

2040

2030

2020

2010

2000

2060

2055

2050

2045

2040

2035

2030

2025

2020

(年度)

1990

0

0

②⻑期安定

2060年

6.2
4.1

8.3
9.4

③成⻑実現
1,685

1,019

1980

6

名⽬成⻑率




[2040]

1,200

2020年

①現状投影

②⻑期安定

1,600

0

⽔準(万ドル)

③成⻑実現

1

(%)

⼀⼈当たり実質GDP

2,000

③成⻑実現

2

名⽬GDP

(兆円)

アメリカ

5.9

9.6

英国

4.0

7.6

ドイツ

4.8

8.1

フランス

4.0

7.1

スイス

6.6

9.9

スウェーデン

4.9

9.3

ノルウェー

6.1

9.6

(年度)

(備考)1.2034年度以降の物価について、消費者物価上昇率は現状投影シナリオ0.8%、⻑期安定シナリオ及び成⻑実現シナリオ2.0%と想定。また、GDPデフレーター上昇率は、消費者物価上
昇率−0.3%pt(消費者物価上昇率と⺠間最終消費⽀出デフレータ上昇率の平均的な差)としている。
5
2.⼀⼈当たり実質GDPについて、⽇本は年度値。ドル換算は購買⼒平価2015年USドルベース。諸外国の2060年値はOECD⻑期推計(2023)による。