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参考資料 新型インフルエンザ等対策政府行動計画の改定に向けた意見 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38893.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第107回 3/21)《厚生労働省》
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感染の波の違い等に幅広く対応できるようにしていくことが強く求め
られる。
・過去の経験を前提としない幅広い感染症危機を想定したシナリオ
(過去の経験を前提としない幅広い感染症危機を想定したシナリオ)
①感染症の種類や感染の波の違い等に幅広く対応できるシナリオと
して、以下(ア)~(エ)を盛り込む。
(ア)特定の感染症や過去の事例のみを前提とするのではなく、新型
インフルエンザや新型コロナウイルス以外の新たな呼吸器感染
症等が流行する可能性を想定しつつ、病原体の性質に応じた対策
等についても考慮する。
(イ)病原体について限られた知見しか明らかになっていない発生初
期の段階では、感染拡大防止を徹底し、早期の終息を目標とする。
(ウ)科学的知見の集積による病原体の特性の把握、検査や医療提供
体制の整備、ワクチン・治療薬の普及等の状況の変化や社会経済
等の状況に合わせて、適切なタイミングで、柔軟かつ機動的に対
策を切り替えることを基本とする。
(エ)病原体の変異による病原性や感染性の変化やこれらに伴う感
染拡大の繰り返しや対策の長期化の場合も織り込んだ想定とす
る。
・リスク評価に基づく対策
(リスク評価に基づく対策)
②平時からの準備に資するよう、病原体の病原性や感染性等のリスク
評価の大括りの分類を設け、それぞれのケースにおける対応の典型
的な考え方を示し、その上で、柔軟な対応が可能となるよう、対策
の切り替えについては個別の対策項目の部分でそれぞれの項目ご
とに具体的な対策内容の記載を行う。
・予防・事前準備の計画と発生後の対応の計画による構成
(予防・事前準備の計画と発生後の対応の計画による構成)
③政府行動計画の個別の対策項目については、予防や準備等事前準備
の計画の部分と、発生後の対応のための計画の部分に大きく分けた
構成とする。
・有事のシナリオの考え方
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