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参考資料 新型インフルエンザ等対策政府行動計画の改定に向けた意見 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38893.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第107回 3/21)《厚生労働省》
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第2章

新型コロナ対応における課題

政府行動計画の改定は、実際の感染症危機対応で把握された課題を
踏まえ、次の感染症危機でより万全な対応を行うことを目指して対策
の充実等を図るために行われるものである。今般の新型コロナ対応で
の課題を振り返りながら検討を進めることが重要なゆえんである。
このため、推進会議でも、委員等による議論に加え、保健・医療、地
方自治体、社会・経済、情報提供・共有、リスクコミュニケーションな
どのテーマに沿って、委員等からのプレゼンテーションや、有識者・関
係団体からのヒアリングを実施し、新型コロナ対応での課題や次の感
染症危機に向けての対応について意見聴取を行った。
こうした新型コロナ対応の振り返りの中から浮かび上がった課題を
大きく整理すると、
①平時の備えの不足
②変化する状況へのより適切な対応に関する課題
③情報発信の課題
であり、順次これらの課題を検討する。
(1)平時の備えの不足
平時からの備えの代表例である政府行動計画では、2009 年の新型イ
ンフルエンザ(A/H1N1)対応の経験も踏まえて、主として新型インフル
エンザを想定した前提で対策が作られていた。このため、新型コロナウ
イルスなどインフルエンザウイルスに比べ短い期間で変異を繰り返す
病原体による感染症危機に対して想定がなされていなかった。
また、感染症危機への対応の中で重要な役割を果たす、検査体制や医
療提供体制などの対応体制の立ち上げについて、今般、相当な困難があ
り、速やかには整わなかった。また、ワクチン接種体制の立ち上げ、ワ
クチン配付なども混乱を伴うものであった。これらの対応体制は、その
時々の状況に応じた政策決定や現場の関係者の努力により順次体制整
備が図られたものの、平時からの備えが必ずしも十分でなかったこと
が大きな課題として挙げられる。

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