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05 参考資料1 おたふくかぜワクチンに関するファクトシート (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37506.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第23回 1/24)《厚生労働省
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は2,708人を対象に接種後7~13日に37.5℃以上の発熱が8.4%(227例)52)、同後
期分には2,450人を対象に接種後7~13日に37.5℃以上の発熱が6.9%(169例)と
報告され53)、いずれの場合もM-M-RTM IIワクチンより低い。
わが国においては、一般に発熱率の高いワクチンに対しては、接種者、被
接種者共に抵抗感があると言われている。そのため、国産麻しんワクチンの
開発も発熱率の低いワクチンを目指して行われた経緯がある。たとえば1960
年代初めの麻しんEndersワクチン(Edmonston株)、伝研・松本ワクチン(杉山
株)、微研・奥野ワクチン(豊島株)では、発熱率95%であった。1960年代後半
のSchwarz、CAM、CAM-CEFワクチンでそれが50%台に下がり、現在の
CAM-70、Schwarz FF8、AIK-Cワクチンに至りようやく社会的に受け入れら
れるようなったとされている。この点から言うとM-M-RTM IIワクチンに含ま
れる麻疹ワクチンは一世代前の日本のワクチンと同じである。
(6)需要と供給の見込み
① 供給について
製造販売業者によると、供給量は、2009 年度約 61.3 万本(実績)、2010
年度約 68 万本(見込み)である。
② 需要について
需要量については、接種対象者や接種スケジュール等を踏まえ、今後検
討が必要である。

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