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参考資料3 がん対策推進基本計画中間評価報告書(平成27年6月) (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24471.html
出典情報 がん対策推進協議会(第78回 3/16)《厚生労働省》
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予 10

予 11

野菜と果物の摂取量の増加

野菜摂取量
野菜摂取量
281.7g
283.1g
果物摂取量
果物摂取量
100g 未満の者 100g 未満の者
61.4%
56.4%
10.6g
男性 11.4g
女性 9.8g

食塩摂取量の減少

10.2g
男性 11.1g
女性 9.4g

「野菜と果物の摂取量の増加」については、食生活指針、食事バランスガ
イド、スマート・ライフ・プロジェクト、食生活改善普及運動を通した普及
啓発を行う。スマート・ライフ・プロジェクトの食生活改善の具体的アクシ
ョンとして、1日に+1皿(約70g)の野菜をとることを掲げている。
食塩摂取量の減少については、
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」にお
いて、高血圧予防の観点から、ナトリウム(食塩相当量)の目標量は、成人
男性9.0gから8.0gに、成人女性7.5gから7.0gに変更し、今後、普及啓発
を図っていくこととしている。あわせて、スマート・ライフ・プロジェクト、
食生活改善普及運動を通した普及啓発を推進する。
(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
がんの年齢調整死亡率減少に関する全体目標の達成が危ぶまれるととも
に、成人喫煙率の減少傾向が鈍化していることから、年齢調整死亡率及び成
人喫煙率の減少をはじめとする目標を達成するため、諸外国の取組状況を踏
まえつつ、引き続きたばこ対策を推進していく必要がある。さらに、禁煙希
望割合が平成22年は37.6%であったが、平成25年には24.6%に減少している
ことから、禁煙希望者の割合を高め、禁煙に導くための環境整備を行う必要
がある。また、受動喫煙防止対策では、国レベルでの推進方策の検討に加え、
都道府県・市町村レベルでの受動喫煙防止対策の推進が必要であり、全ての
医療機関、官公庁に加えて学校においても全面禁煙を達成するための取組が
必要である。また、職場における受動喫煙防止対策の推進のほか、飲食店等
の多数の者が利用する公共的な空間における受動喫煙防止対策についても
地域での対策の推進のためのモニタリング等を強化するべきである。さらに、
小児等への受動喫煙防止対策の観点から、家庭での受動喫煙防止を普及啓発
する必要がある。
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