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○調剤(その2)について 総-3 (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00221.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第562回 11/8)《厚生労働省》
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薬局における医療用麻薬の備蓄体制の課題
○ 麻薬の調剤実績がある薬局では、管理コスト、取り揃え、特定の患者の薬剤準備のほか、(流通
管理上返品できないため)備蓄しても使われなくなってしまう不動在庫を抱えるリスクなど備蓄体制
の課題が多く挙げられた。
■ 麻薬の備蓄体制に関する課題(令和5年1月~6月の麻薬の調剤実績有無別)
0.0%

20.0%

備蓄する医薬品が多くなり管理コストがかかる

40.0%

60.0%

突発的な麻薬の処方箋の応需により様々な規格の麻薬を取り揃える必要が
44.0%

卸に発注しても該当する薬剤の手配まで時間が必要である

67.0%

74.2%

49.8%

地域の譲渡の体制が構築されていない

20.8%

特定の患者にしか使用されない薬剤を準備しなければならない

32.1%

47.3%

62.5%

患者の容体変化にともない使用する薬剤が変更となるため不動在庫が発生
60.9%

するリスクがある
その他

課題はない

■ その他の意見として記載があった主なもの

4.8%
3.4%
1.1%
7.7%

100.0%

61.0%

36.0%

ある

80.0%

84.8%

麻薬の調剤実績あり(n=546)
麻薬の調剤実績なし(n=414)
※麻薬の調剤実績なし:令和5年1月~6月の麻薬
の調剤実績はないが、麻薬を備蓄している施設

✔期限切れの際の廃棄金額が高い。直近1年で十数万円の廃棄金額となる。
✔地域譲渡の体制があっても利用しにくい。
出典:令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る検証調査「かかりつけ薬剤師・薬局の評価を含む調剤報酬改定の影響及び実施状況調査」(薬局票)(速報値)

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