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○入院(その2)について 総-2 (91 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00221.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第562回 11/8)《厚生労働省》
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入院時に禁食とされた誤嚥性肺炎患者の栄養補給方法
○ 入院時に禁食とされた誤嚥性肺炎患者のうち、経口摂取や経腸栄養が開始されず、栄養補給方法が静
脈栄養のみ及び糖・電解質輸液のみの患者の割合は、入院7日目で34.2%、14~30日目で24%~28%
だった。
○ 上記の患者において、入院7日目にガイドラインによる目標栄養量に達していた割合は、エネルギー量
が5.3%、アミノ酸量が6.4%、脂質エネルギー比率が5.7%だった。
経口摂取・経腸栄養を行っていない患者における
入院7日目の静脈栄養処方量

入院時に禁食とされた患者の栄養補給方法

5.3 %

6.4 %
静脈栄養のみ

糖/電解質のみ

5.7 %

注:入院日を1日目として、n数は1、7、14、21、28日目の入院患者

対象者:急性期病院(376施設)において、入院時に禁食とされた
65歳以上の誤嚥性肺炎患者

ガイドラインによる目標量
エネルギー 20~30 kcal/ kg / day
アミノ酸
1.0~1.2 g / kg / day
脂質エネルギー比率 15% 以上
Safe practices for parenteral nutrition. JPEN J Parenter Enteral Nutr, 28, 39–70.

出典:K.Maeda et al:.Archives of Gerontology and Geriatrics 2021;95:104398

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