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○入院(その2)について 総-2 (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00221.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第562回 11/8)《厚生労働省》
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これまでの中医協総会等における急性期入院医療全般に係る主な意見②
<入院・外来医療等の調査・評価分科会(検討結果とりまとめ)>

○ 急性期医療における機能分化の在り方については、地域包括ケア病棟など13対1の看護配置を施設基
準とする病棟が現状では高齢者の救急搬送を十分に受け入れることが難しい場合があることを踏まえつ
つ、どのような病棟による急性期の高齢者等の受入を推進すべきかについて検討した上で、急性期一般
入院料1以外の病棟のうち高齢者救急への対応や高齢者のケアに必要な体制を備えた病棟を類型化して
評価することが必要ではないか。
○ 高齢者等に対する急性期医療への対応においては、まずは診断をつけることが重要である場合がある
ことや、三次救急医療機関は高度な医療に集中すべきであることから、救急医療機関で初期対応を行っ
た後の転院搬送について評価するとともに、地域包括ケア病棟等によるこうした転院搬送の患者の受入
についても評価すべきではないか。
○ 看護のための業務と介護のための業務は異なるため、介護の必要性が高い病棟においては、介護職員
の活用を進めるべきではないか。
○ 入院医療における患者の医療ニーズに対応するためには看護職員及び看護補助者の配置を進めるべき
であり、看護より介護の必要性が上回るような患者については、介護を受けられる場に移行すべきでは
ないか。

○ 病棟間の機能分化や、急性期病棟からの早期転院を推進していくに当たっては、回復期や慢性期の病
棟における看護補助者の配置や連携がより重要ではないか。
○ 現状の急性期病棟等においては、看護補助者を教育しても直接患者にケアを提供することが難しい場
合や直接患者にケアを提供することを希望しない場合があり、増加する高齢患者への対応の観点からは
看護補助者を配置する仕組みでは対応困難ではないか。

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