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別紙1○患者申出療養に係る新規技術の科学的評価等について (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000203222_00027.html
出典情報 患者申出療養評価会議(第44回 10/19)《厚生労働省》
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10) 妊娠可能な女性(生理学的に懐妊可能なすべての女性)のうち、ペミガチニブの投与
期間中及び投与終了後 28 日間、効果の高い下記の避妊法を使用しない女性。
①避妊手術。
②男性パートナーの避妊手術(スクリーニングの 6 ヵ月以上前に実施)

③以下のいずれか 2 つの組み合わせ(a と b、a と c、又は b と c)
a.ホルモン剤の服用、注射*,又はインプラント*による避妊、もしくは同様の効果(失
敗率 1%未満)を有する他のホルモン避妊法(膣リング、経皮パッチ* など)の使用。
b.子宮内避妊具(IUD)又は子宮内避妊システム(IUS)の使用。
c.バリア避妊法:コンドーム、若しくは閉塞性キャップ(ペッサリーや子宮頸管キャ
ップ*)と殺精子剤(フォーム*/ジェル*/フィルム*/クリーム*/膣坐剤)の併
用。
*日本では未承認
11) 性交能力を有する男性のうち、ペミガチニブの投与期間中及び投与終了後 28 日間、
性交時にコンドームを使用しない男性。同期間中、女性を妊娠させてはならない。精
液を介してパートナーが被験薬に曝露されることを避けるため、精管切除術済みの男
性もコンドームを使用する必要がある。
12) 眼科検査で確認された臨床的に重要な角膜障害(水疱・帯状角膜症、角膜剥離、炎
症・潰瘍、角結膜炎を含むがこれに限らない)または網膜障害(黄斑・網膜変性、糖尿
病網膜症、網膜剥離を含むがこれに限らない)が認められている。
13) 試験薬初回投与前 14 日または 5 半減期(いずれか長い方)以内に強力な CYP3A4 阻
害剤または誘導剤、中等度の CYP3A4 誘導剤を使用した場合。中等度の CYP3A4 阻害剤
は禁止されていないが、避けるべきである。
14) 低ビタミン D 症の既往があり、不足分を補充するために超高用量(例:50,000UI/週)
のビタミン D を必要とする。ビタミン D サプリメントの使用は可能である。
15) FGFR 阻害剤に対する確立した耐性変異を有している患者、またはペミガチニブ以外
の FGFR 阻害剤による前治療で画像的かつ臨床的 PD を示した患者。

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