よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料5:看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(案) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

る取組に加えて、公共職業安定所においても、潜在看護師等に係る職業紹
介を進めることが重要である。また、有料職業紹介事業者においても潜在
看護師等に係る職業紹介を進めること並びに看護系大学及び看護師等養成
所の教員や大学院生による支援の実施も期待される。

第七


その他看護師等の確保の促進に関する重要事項
国民の理解の向上
看護師等の確保を進める上で、医療関係者をはじめ広く国民一人一人が、
療養上の世話又は診療の補助等を行う「看護」の重要性について理解と関
心を深めることを通じて、国民全体の理解を進める必要がある。これによ
り、看護を専門とする看護師等の社会的評価の一層の向上も期待され、看
護師等の業務への誇りと就業意欲の向上につながるとともに、看護師等を
志望する者の増加により看護師等の確保に資することが期待される。
また、国民は誰もが病を得ることがあることから、国民一人一人が傷病
者等を看護することの重要性や魅力を理解し、看護に従事する者への感謝
の念を持って接することが望ましい。このため、ナイチンゲールの誕生日
である5月 12 日を「看護の日」とし、この日を含む一週間を「看護週間」
としているところである。これらを中心として、その意識の高揚を図るた
めの行事の開催等を通じ、看護の大切さを広く国民が再認識するための運
動を展開することが効果的であり、その際、国民においても、広く看護に
親しむ活動に参加することが望まれる。
こうした機会等で看護師等自らが看護業務についてアピールしていくこ
とは若者をはじめ広く国民の理解の向上につながっていくものと考えられ
る。
なお、学校教育においても、各学校段階を通して職場体験やインターン
シップを含めた看護・福祉に関する体験学習の機会の充実に努めるなど、
これから看護の道を志す若者の看護師等の役割に対する理解が促進される
よう適切な進路指導を行う必要がある。
あわせて、看護師等の専門性の具体的な内容及び役割並びに特定行為研
修修了者、専門看護師、認定看護師その他の専門性の高い看護師の専門性
の具体的な内容及び役割を発信することも重要である。



調査研究の推進
近年、医学・医療の高度化・専門化、生活様式・価値観の多様化に加え、
多発する災害や新型コロナウイルス感染症の感染拡大などにより、看護に
対する国民のニーズも高度化・多様化している。チーム医療の中で、看護

24