よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 子宮頸がん検診へのHPV検査導入における論点整理 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34640.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第39回 8/9)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

胃がん検診における胃内視鏡検査の取扱いについて
◼ 「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」の「第3 がん検診 2 胃がん検診 (1)検診項目
及び各検診項目における留意点」において、胃内視鏡検査の実施に当たっては、胃内視鏡検診マニュアルを参考と
することとされている。
◼ 当該マニュアルにおいて、実施に当たり自治体や検診実施機関等に必要な体制等が示されている。
「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」記載事項(抜粋)
第3

がん検診



胃がん検診

(1)検診項目及び各検診項目における留意点

胃がん検診の検診項目は、問診に加え、胃部エックス線検査又は胃内視鏡検査のいずれかとする。市町村は、胃部エックス線検査及び胃
内視鏡検査を併せて提供しても差し支えないが、この場合、受診者は、胃部エックス線検査又は胃内視鏡検査のいずれかを選択するものと
する。
① 問診
問診に当たっては、現在の症状、既往歴、家族歴及び過去の検診の受診状況等を聴取する。
② 胃部エックス線検査
ア 胃部エックス線検査は、胃がんの疑いがある者を効率的にスクリーニングする点を考慮し、原則として間接撮影とする。ただし、地
域の実情に応じ、直接撮影を用いても差し支えない。なお、間接撮影は、7×7㎝以上のフィルムを用い、撮影装置は、被曝線量の低
減を図るため、イメージ・インテンシファイア方式が望ましい。
イ 撮影枚数は、最低8枚とする。
ウ 撮影の体位及び方法は、日本消化器がん検診学会による「新・胃X線撮影法ガイドライン改訂版(2011年)」を参考にすること。
エ 造影剤の使用に当たっては、その濃度を適切に保つとともに、副作用等の事故に注意する。
オ 胃部エックス線写真の読影は、原則として十分な経験を有する2名以上の医師によって行い、その結果に応じて、過去に撮影した胃
部エックス線写真と比較読影することが望ましい。
③ 胃内視鏡検査

胃内視鏡検査の実施に当たっては、日本消化器がん検診学会による「対策型検診のための胃内視鏡検診マニュアル
7年度版」(以下「胃内視鏡検診マニュアル」という。)を参考にすること。

201
17