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資料3-1 中期目標期間見込評価説明資料 (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34366.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第10回 8/1)《厚生労働省》
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評価項目4-1

その他主務省令で定める業務運営に関する事項

○取引業者との癒着に起因する倫理規程違反等について(P210)
令和4年3月30日に公表した「取引業者との癒着に起因する倫理規程違反
等」の事案について、令和4年5月には、契約担当に限らず、全ての常勤事
務職員及び契約担当の非常勤職員に対して全国調査を行い、対象職員全員
から回答を得るとともに、取引業者との癒着を許さないというNHOの明
確な意思を職員に伝えた。
なお、調査を行った外部調査委員会からは、100%の回収率や調査結果
を踏まえ、NHO職員の倫理観とモラール(士気)の高さが評価された。
外部調査委員会の調査報告書「結語」より
「機構の圧倒的多数の職員におかれては、高い倫理観とモラール
(士気、労働意欲)をもって、透明・公正かつ適正な契約処理を
実施していた。」
さらに、令和5年3月には、NHO職員に求められる倫理や、契約のルー
ルについて、全ての事務職員を対象とする倫理研修を行い、再発防止に努
めている。

○勤務環境に係る取扱いの明確化について(P212)
令和5年2月からのNHOに関する勤務環境に係る一連の報道もあり、改
めてNHOが一丸となって勤務環境の改善に取組んでいく必要があるとの認
識のもと、全ての職員に制度や勤務環境に係る取扱いへの理解を共有した。
また、全ての職員を対象としたアンケートを実施する(令和5年9月頃
を予定)等の取組を通じて、改善すべき点については、確実に改善を図っ
ていくこととしている。

自己評価

B

3 情報セキュリティ対策の強化
○情報セキュリティ対策の強化 (P213)
個人情報漏洩事案等を踏まえた国等からの要請やサイバーセキュリティ基本
法の改正(平成28年10月施行)等に基づき、以下の取り組みを行った。
①政府統一基準群に基づき定めているNHOの情報セキュリティポリシーを全
職員に浸透させるべく、機構全職員向けのe-ラーニングコンテンツを作成し
た。
②医療機関での情報セキュリティインシデント発生時における対応を体験する
ことができる研修コンテンツ「医療機関向け情報セキュリティボードゲー
ム」を令和2年度にセキュリティベンダと共同開発した。また、オンライン
上で無償提供している。
③国立病院機構総合情報ネットワークシステムにおけるメール、インターネッ
トのフィルタリング、SOC(※)による24時間365日のセキュリティ
監視等を継続的に実施した。当該セキュリティ対策により、情報セキュリテ
ィにかかる重大なインシデントは発生しておらず、十分なセキュリティ体制
を維持している。
※Security Operation Center(セキュリティ・オペレーション・センター)の略で、セキュリ
ティ監視の拠点として、サイバー攻撃の監視・分析を行い、情報システム統括部と連携してセ
キュリティインシデント対応を行う専門組織。

4

広報に関する事項

○積極的な広報・情報発信 (P214)
NHO本部のホームページを活用し、新型コロナに関するNHOの取り組みとし
て、新型コロナ対応病床確保の取り組み、医療従事者の応援派遣、国立病院機
構法第21条第1項に基づく厚生労働大臣からの要求と対応について等を掲載し、
情報発信している。また、インフルエンザの流行状況、臨床評価指標、診療科
別医師募集情報等もホームページに掲載している。
更に、twitter・Facebook等のSNSも引き続き活用し、各病院の様々な
ニュースや、市民公開セミナー等のイベントの案内、採用情報などの情報発信
を行っている。

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