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資料3-1 中期目標期間見込評価説明資料 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34366.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第10回 8/1)《厚生労働省》
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評価項目No.1-1-3
自己評価 S


診療事業(国の医療政策への貢献)

(過去の主務大臣評価 R元年度:A、R2年度:S、R3年度:S、R4年度:S)
※R4は自己評価

重要度 高
難易度 高

中期目標の内容

①国の危機管理に際して求められる医療の提供
・国の災害医療体制の維持・発展への貢献を含め、中核的な役割を果たす機関としての機能を充実・強化し、発災時に必要な医療を提供する。
●事業継続計画(BCP)整備済病院数(災害拠点病院を除く。)を、毎年度、前年度より増加させ、速やかに全病院で整備する。
●地域の実情に応じた感染症対応にかかる研修について、令和2年度中に開始し、令和3年度は研修実施件数を276件以上、毎年度、前年度よ
り研修実施件数を増加させる。
②セーフティネット分野の医療の確実な提供
・我が国における中心的な役割を果たすとともに、利用者の権利を守り、在宅医療支援を含めた医療・福祉サービスの充実を図る。
●訪問看護ステーションをはじめとする訪問看護の延べ利用者数を、毎年度、前年度より増加させる。
③エイズへの取組推進
・被害者の原状回復に向けた医療の取組を着実に実施するとともに、個々の状態に応じて適切に対応できるよう引き続き取組を進める。
④重点課題に対応するモデル事業等の実施
・国の医療分野における重要政策のモデル的な取組を積極的に実施する。
●後発医薬品の使用割合を、毎年度、政府目標の水準を維持しつつ、令和5年度までに数量ベースで85%以上とする。
【重要度「高」の理由】
・南海トラフ地震や首都直下地震等の大規模災害が予想される中、人材育成を含め災害発生に備えた機能の充実・強化は重要であり、また、他の設置主体で
は必ずしも実施されないおそれのあるセーフティネット分野の医療についても、引き続き中心的な役割を果たしていく必要があるため重要度が高い。
・さらに、新型コロナウイルス感染症の新規陽性患者数が全国的に増加している中、病院ネットワークを活用し、地域の実情に応じた感染症対応にかかる研
修を実施することにより、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を図ることは、国の医療施策に貢献するものであるため重要度が高い。
【難易度「高」の理由】
・必要な医療を確実に提供しながら、災害発生時など国の危機管理に際して求められる医療についても迅速かつ確実に提供できるよう、災害対応体制を整備
し、維持することは難易度が高い。
・また、後発医薬品の使用割合に係る目標達成には、医療提供側と患者側の双方の理解を一層深め、後発医薬品の使用促進対策を継続的に実施していく必要
があるが、機構では既に政府目標である80%を超える高い水準にある中、更にこれを上回る目標を達成することは難易度が高い。
・さらに、新型コロナウイルス感染症に対するこれまでの取組により培った経験や知識に基づき、効果的な感染症対策を分析したうえ、地域における様々な
ニーズに応えるような研修を実施し、感染症拡大防止を図ることは難易度が高い。

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