よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1_これまでの意見のまとめ (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34414.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第13回 7/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第10~12回会議でいただいた主なご意見

(9)各柱にまたがる「横断的事項」について
③免疫療法に係る研究 ④リキッドバイオプシーに係る研究

 免疫療法


免疫療法では複数の標的に対する抗体医薬が実用化され、進行がん治療成績は一部のがんでは大きく向上したが、
これらの薬剤の効果は一部のがんに限られる他、効果や免疫関連有害事象を予測するバイオマーカーが確立して
いないことから、新たな免疫療法の治療標的の探索と薬剤開発を推進してはどうか。



免疫療法においてもがんプレシジョン医療を実現するべく、がん細胞と宿主免疫応答の多様性を考慮した発がん
機構の解明と治療標的探索についての研究が必要ではないか。



CAR-T療法や二重特異性抗体、ネオアンチゲンワクチン、TCR導入T細胞療法などの新規技術開発を推進して
はどうか。

 リキッドバイオプシー


早期診断やMRDによる再発リスク予測、再発の超早期診断、治療効果・耐性予測等に資するリキッドバイオプ
シー(腫瘍循環DNA, エクソソーム等)の開発及び治療戦略上の有効性等について研究を推進すべきではないか。



リキッドバイオプシーは採取検体の品質にばらつきが大きく、検体採取の標準化に関する研究を行ってはどうか。



新規のリキッドバイオプシー技術について、既存のがん遺伝子パネル検査や、競合するリキッドバイオプシー技
術と比較する研究を行うべきではないか。

10