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総-2○在宅について(その1) (64 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00196.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第549回 7/12)《厚生労働省》
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課題(小括②)
(在宅医療における診療報酬上の取扱いについて)
• 在宅患者訪問診療料の算定回数は一貫して増加傾向である一方、訪問診療の頻度は近年減少傾向である。また、往診
料の算定回数は近年特に増加している一方、地域によって算定回数の増減にばらつきが見られ、人口あたりで最大3.5倍
の差が生じている。
• 往診について、全体の算定回数は横ばいであるが、夜間・深夜往診加算及び休日往診加算の算定回数は近年大きく増
加しており、地域によって算定回数のばらつきを認める。
• 小児に対する在宅医療では、訪問診療の算定回数は増加しており、訪問診療一回あたりの診療報酬が増加している。
往診料の算定については、主に都市部において顕著に増加している。
• 在宅時医学総合管理料・施設入居時等医学総合管理料について、情報通信機器を組み合わせた在宅時医学総合管理
料・施設入居時等医学総合管理料の算定回数は令和4年度になって増加しているが、算定回数は在医総管・施設総管全
体の算定回数の0.05%程である。
• 看取りについて、都道府県毎の看取り加算・在宅ターミナルケア加算の算定回数については、地域毎にばらつきを認め
るが、平成27年度以降、全体的に増加している。
• 緩和ケアについて、在宅がん医療総合診療料は算定回数・件数ともに増加傾向であるが、地域毎に算定回数の差を認
める。在宅悪性腫瘍等患者指導管理料等の算定回数については近年横ばいで推移している。
• 在宅患者訪問診療料(Ⅰ)2について、算定回数は増加傾向であり、依頼した対象病名としては皮膚疾患(28.6%)、診療
科としては皮膚科(32.1%)が最も多い。
• 在宅療養移行加算について、算定していない理由としては「24時間の往診体制の確保ができない」が最も多かった。
• 訪問リハビリテーションについて、医療保険による在宅患者訪問リハビリテーション指導管理料の算定回数は近年横ば
いであるが、訪問リハビリテーションの請求事業所は年々増加している。
• 外来在宅共同指導料について、算定していない理由としては外来在宅共同指導料1については「該当患者の紹介がな
かった」が、外来在宅共同指導料2については、「当該点数について知らなかった」が最も多かった。

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