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2015年11月04日(水)
[改定速報] 基礎的医薬品の最低薬価区分新設など議論へ 薬価専門部会
- 厚生労働省は11月4日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、次期2016年度薬価改定に向けて、(1)長期収載品の薬価―のほか、(2)基礎的医薬品―を議論した(11月4日に既に一部お伝えしています)。 (2)に関して、基礎的医薬品とは、最低薬価では採算割れし供給維持が困難な一方、臨床上の必要性が高く将来にわたり継続的に製造販売されることが求められるもの。そこで、現在、一定要件(保険医療上の必要性が・・・
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2015年10月28日(水)
[臨床研修] 臨床研修と到達目標に関し四病協などから意見聴取 厚労省WG
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- 医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ(第7回 10/28)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医事課 医師臨床研修推進室 カテゴリ: 医療制度改革 教育機関 医学・薬学
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2015年10月28日(水)
[医療機器] 医療機器6品目と臨床検査1件を保険収載へ 中医協・総会4
- 厚生労働省は10月28日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年1月に収載される予定の医療機器6製品(p3~p4参照)、および、2015年11月に収載予定の臨床検査1件(p22参照)の保険適用を了承した。 新たに保険適用される医療機器6製品(区分C1:1製品、区分C2:5製品)は次の通りは次のとおり(p3~p20参照)。【区分C1・新機能】●バスキュラーアクセスが必要な患者に人工血管として用いる「ゴアアキュシー・・・
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2015年10月28日(水)
[改定速報] 新規収載後発品の薬価60%の額の変更を 薬価専門部会1
- 厚生労働省は10月28日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、次期2016年度薬価改定に向けて、「後発医薬品の薬価」を議論した。 後発医薬品に関して、2014年度改定では、「新規収載後発医薬品」の薬価を、先発品の6割の額とし、内用薬は銘柄数が10を超えた場合は5割の額とした。また、バイオ後続品は、従来どおり先発品の7割の額とし、臨床試験の充実度に応じて1割の額を上限に加算している(p14参照)。 ・・・
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2015年10月28日(水)
[改定速報] 単剤の1日薬価合計額を配合剤の1日薬価の上限に 薬価専門部会2
- 10月28日の中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」では、次期2016年度薬価改定に向けて、「後発医薬品の薬価」を議論し、厚生労働省の示した論点に委員が意見を寄せている。 診療側の松本純一委員(日本医師会常任理事)は「3つの価格帯があると現場は大変。価格帯は1つにまとめてほしい」と要望。また、支払側の白川修二委員(健康保険組合連合会副会長)も、「乖離率を見ると、実勢価格は20%近く落ちている。新規収載後発・・・
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2015年10月23日(金)
[医療改革] ビジョンを踏まえ運営ガイドラインと調剤報酬検討へ 厚労省
- 10月23日、厚生労働省が発表した「患者のための薬局ビジョン」では、このほか、かかりつけ薬剤師・薬局が患者のニーズに応じて、さらに強化・充実すべき機能として、(1)健康サポート機能、(2)高度薬学管理機能―の2点を示している。 かかりつけ薬局としての3機能に(1)の機能を加えたものが、健康サポート薬局(健康情報拠点薬局のあり方に関する検討会報告書)になる。今後、健康サポート薬局に対する税制措置が検討される・・・
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2015年10月23日(金)
[改定速報] 救命救急センター、救急対応患者の約75%が軽症 結果検証部会1
- 厚生労働省は10月23日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」を開催し、2014年度特別調査「救急医療管理加算等の見直しによる影響や精神疾患患者の救急受入を含む救急医療の実施 状況調査」などの報告書案を議論した。 調査は前回2014年度診療報酬改定で、救急医療管理加算の算定基準の明確化や新生児の退院調整の評価、精神疾患等を有する救急患者の受け入れの評価などが、救急医療の充実・強化に与えた影響・・・
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2015年10月22日(木)
[臨床研修] 研修医マッチングで都市部以外の内定者割合過去最大 厚労省
- 厚生労働省は10月22日、2015年度の医師臨床研修マッチングの結果を発表した。 医師臨床研修マッチングは、2004年度の医師の臨床研修義務化にともない導入されたシステム。臨床研修を受ける医学生等と臨床研修を行う病院の研修プログラムを、お互いの希望をふまえて、一定の規則(アルゴリズム)に従い、コンピュータにより組み合わせを決定するもので、医師臨床研修マッチング協議会(臨床研修を行う病院などの団体で構成)が行・・・
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2015年10月21日(水)
[改定速報] 外来がん患者の在宅移行の紹介・連携を評価 中医協・総会3
- 10月21日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、厚労省は、がんに関して、(i)がん診療提供体制―のほか、(ii)緩和ケアの充実、(iii)医師主導治験における保険外併用療養費―についても課題と論点を示している。 (ii)に関しては、「外来がん患者の在宅医療への移行」もテーマとなった。厚労省は【がん治療連携計画策定料】などの地域連携に関する現行の評価は、入院医療機関と連携先との評価が中心と説明・・・
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2015年10月20日(火)
[歯科] 歯科医師国家試験の合格基準などに関する論点案 厚労省検討部会
- 厚生労働省は10日20日、医道審議会・歯科医師分科会「歯科医師国家試験制度改善検討部会」の初会合を開き、「これまでの対応状況および今後の検討課題(論点)案」(p17~p24参照)を示した。 この検討部会は、現行の歯科医師国家試験制度を評価し、その改善などについて、「歯科医師の資質向上等に関する検討会」の議論もふまえながら検討する役割を持つ(p4参照)。近年は、高齢者のQOLの維持・向上をはかるためにも、・・・
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2015年10月14日(水)
[臨床研修] 医師臨床研修と到達目標に関し日医などから意見聴取 厚労省WG
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- 医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ(第6回 10/14)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医事課 医師臨床研修推進室 カテゴリ: 医療制度改革 教育機関 医学・薬学
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2015年10月14日(水)
[改定速報] 先駆け審査指定品目を評価する加算を新設 薬価専門部会
- 厚生労働省は10月14日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、次期2016年度診療報酬改定に向けて、薬価専門組織からの意見を検討。(1)薬事制度と一貫性を持った先駆導入加算(p4~p11参照)、(2)開発要請・公募品目の外国平均価格調整(p12~p17参照)、(3)新規性の乏しい医薬品(p18~p24参照)、(4)市場拡大再算定の対象拡大(p25~p30参照)―を議論した。委員から方向性について、概ね了承され・・・
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2015年10月14日(水)
[改定速報] 国家戦略特区の特例、横浜市立大附属病院「適」 中医協・総会
- 厚生労働省は10月14日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)国家戦略特区における保険外併用療養の特例対象医機関選定(p3~p5参照)、(2)2016年度診療報酬改定「入院医療」(p6~p82参照)―などを議題とした(10月14日に続報をお伝えします)。 (1)では、10月1日に開催された先進医療会議の検討内容を説明。医療機関から提出された申請書を基に全構成員が事前評価を実施した上で、先進医療会議に出席した・・・
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2015年10月13日(火)
[臨床研修] 2016年度臨床研修の定員割合は6都府県以外で過去最大 厚労省
- 厚生労働省は10月13日、2016年度の「医師の臨床研修の実施体制」(p2~p5参照)について発表した。2004年度に新しい医師臨床研修制度が導入されて以来、研修医が都市部に集中しやすいなどの問題が指摘されてきたため、2010年度から、都道府県別の募集定員の上限が設定されるなどの調整がなされ、2015年度からは、募集定員の計算式のさらなる見直しが実施されている(p1参照)。 今回、発表された内容によると、2016年度か・・・
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2015年10月13日(火)
[臨床研修] 基幹型臨床研修病院として新たに13件を指定へ 臨床研修部会
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- 医道審議会 医師分科会 医師臨床研修部会での 臨床研修病院の新規指定等の審議結果を公表します(10/13)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医事課 医師臨床研修推進室 カテゴリ: 医療提供体制 教育機関 医学・薬学
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2015年10月01日(木)
[先進医療] 先進医療Bに2つの新規技術を振り分ける案 先進医療会議
- 厚生労働省は10月1日、「先進医療会議」を開催し、新規技術に対する検討や評価などを実施した。 先進医療は、厚生労働大臣が定める「評価療養」の1つで、保険診療との併用が認められる。そして、先進医療技術とともに用いる医薬品・医療機器・再生医療等製品が、医薬品医療機器等法上の承認を得ている場合などの「先進医療A」および、同法上の承認がない医薬品・医療機器・再生医療等製品を用いても、一定の条件を満たせば保険・・・
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2015年09月30日(水)
[改定速報] 患者申出療養の制度設計案を取りまとめ 中医協・総会2
- 9月30日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、このほか、「患者申出療養の制度設計案」を議論したうえ、取りまとめた。患者申出療養は、安倍首相が創設を決めた新たな保険外併用療養制度。患者が最先端の医療技術等を希望した場合に、安全性・有効性等を確認したうえで、保険外の診療と保険診療との併用を認めるもの。 制度設計案では、患者申出療養は困難な病気と闘う患者の思いに応えるため、先進的な医療について、患者・・・
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2015年09月30日(水)
[改定速報] 有害事象対応、事前同意を得て実施計画記載 中医協・総会3
- 9月30日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「患者申出療養の制度設計案」に関して、(2)患者申出療養として前例がある医療の実施までの取り扱い、(3)患者申出療養の実施後にかかる運用、(4)今後のスケジュール―についても内容が示されている。 (2)では、患者申出療養評価会議での審議の結果、実施が可能となった医療は前例がある患者申出療養として、実施医療機関を臨床研究中核病院が個別に審査し追加可能。実施・・・
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2015年09月29日(火)
[医学研究] 2015年度8月末現在の活動実績を提示 創薬支援NW協議会
- 政府は9月29日、健康・医療戦略推進本部の「創薬支援ネットワーク(NW)協議会」を開催し、国立研究開発法人・日本医療研究開発機構(AMED)が、全体の進捗と活動状況(p5~p19参照)を示したほか、3つの国立研究開発法人(理化学研究所(p20~p24参照)、医薬基盤・健康・栄養研究所(p25~p28参照)、産業技術総合研究所(p29~p32参照))が、活動状況を報告した。 2013年8月に閣議決定で設置された健康・医療戦略推・・・
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2015年09月18日(金)
[感染症対策] 備蓄する抗インフル薬の多様化を打ち出す 感染症部会
- 厚生労働省は9月18日、厚生科学審議会の「感染症部会」を開催し、新型インフルエンザ対策における、「抗インフルエンザウイルス薬の備蓄目標・薬剤の種類と量」に関する議論の整理案(p15~p21参照)を提示した。 現行の抗インフルエンザウイルス薬の備蓄方針は、2013年6月に閣議決定された、新型インフルエンザ等対策政府行動計画などによって、国民の45%に相当する量が備蓄目標(p15参照)とされる。具体的には、タミ・・・
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2015年09月18日(金)
[医学研究] 高血圧体質の新たな予測・診断法や予防法の開発に期待 NCGM
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- 初めて高血圧関連遺伝子とDNAメチル化との関わりを同定(9/18)《国立国際医療研究センター》
- 発信元:国立国際医療研究センター カテゴリ: 医学・薬学
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2015年09月16日(水)
[改定速報] 次期診療報酬改定の基本方針を医療部会でも検討 医療部会
- 厚生労働省は9月16日、社会保障審議会の「医療部会」を開催し、「次期(2016年度)診療報酬改定の基本方針」を検討した。9月11日の社会保障審議会「医療保険部会」に続き、厚労省は基本方針に関して委員から意見を募っている。 今回、基本方針に関して、新たに「医療提供体制改革の観点からの主な論点(たたき台)」が示され、(1)医療需要の変化への対応、(2)医療従事者の確保、(3)質の高い医療の効率的な提供、(4)医薬・・・
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2015年09月15日(火)
[小児難病] 小児慢性特定疾病に対する施策の基本方針案 社保審児童部会
- 厚生労働省は9月15日、社会保障審議会の「児童部会」を開催し、小児慢性特定疾病などに対する施策の基本的な方針案(p4~p9参照)(正式名称「小児慢性特定疾病その他の疾病にかかっていることにより長期にわたり療養を必要とする児童等の健全な育成に係る施策の推進を図るための基本的な方針案」)を示した。 小児慢性特定疾病とは、児童または児童以外の満20歳に満たない患者(児童など)に関する疾病。長期にわたる療養や・・・
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2015年09月14日(月)
[医療改革] 臨床研究中核病院としてがん研東病院を承認 厚労省
- 厚生労働省は9月14日、社会保障審議会医療分科会の審議結果を公表し、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院(千葉)を、臨床研究中核病院として承認して差し支えないとした(p1参照)。 厚労省は2015年4月から、臨床研究中核病院について承認要件など医療法を一部改正し、革新的な医薬品、医療機器の開発のため質の高い臨床研究を推進する、「国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的な役割を担う医療機関」として・・・
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2015年09月11日(金)
[新型インフル] タミフルドライシロップの備蓄開始を検討 インフル小委
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- 厚生科学審議会 感染症部会 新型インフルエンザ対策に関する小委員会(第3回 9/11)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 新型インフルエンザ対策推進室 カテゴリ: 新型インフル 医療提供体制 保健・健康
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