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2010年03月12日(金)
[医療費] 被用者保険の医療費の増加、依然継続 21年11月医療費
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厚生労働省は3月12日に、最近の医療費の動向(概算医療費)の平成21年11月号を発表した。
平成21年11月の医療費は、前年同月に比べて5.2%増加。これを制度別に見てみると、被用者保険全体では5.1%増(本人2.5%増、家族8.1%増)、国保では4.5%増、公費負担分は9.5%増となっている(p3~p5参照)。
種類別に見ると、診療費は4.2%増(入院3.2%増、入院外6.1%増、歯科0.1%減)、調剤11.2%増、入院時食事0.2%減、訪・・・
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2010年03月12日(金)
[調剤医療費] 処方せん1枚当たりの調剤医療費は7946円 厚労省
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厚生労働省は3月12日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成21年11月号)を公表した。
資料によると、平成21年11月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は7946円、伸び率は対前年同期比6.4%の増となっている(p2参照)。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳をみると、技術料が1998円で25.2%、薬剤料が5934円で74.7%を占めていた(p3参照)。
処方せん1枚当たりの調剤・・・
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2010年03月11日(木)
[がん対策] がん推進連携拠点病院制度の大幅な見直しで均てん化の推進を
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厚生労働省が3月11日に開催した、がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、平成23年度がん対策に向けた提案書や、がん対策推進基本計画の中間報告などについて議論を行った。
平成23年度のがん対策に向けた提案書案では、(1)がんに対する社会資源投入量の増加(2)予算・診療報酬・制度改正を横断的かつ有機的に検討し、効率的で有効な対策を進める―ことを提言。また、緩和ケア施設等の拡充や、長期の化学療法への医・・・
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2010年03月06日(土)
[社会保障] 医療費のOECD平均並みへの引上げなどを決議 札幌市医師会
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札幌市医師会は3月6日に開催した定時代議員会で、我が国の医療を守るための決議を行った。
札幌市医師会は、「政権交代により与党となった民主党の公約は、財務省主導となった事業仕分けや診療報酬改定をみると、今後4年間で果されるのか疑問」との見解を示し、早急に社会保障財源を安定的に確保すべきとしている。
具体的には、(1)我が国の医療費の、速やかなOECD平均並みまでの引き上げ、維持(2)受診抑制につながる患・・・
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2010年03月05日(金)
[後期高齢者] 新制度への移行についても明示 厚労省パンフ
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厚生労働省は3月5日に、後期高齢者医療制度についての新しいパンフレットを公表した。75歳以上の方を対象に平成20年4月から施行された後期高齢者医療制度について、対象となる被保険者、保険料の納め方、保険料額、医療費の負担などについてわかりやすく解説したもの(p2~p4参照)。
今回は、平成21年10月以降に行われている後期高齢者医療制度の見直しについて触れ、新たな制度への移行が検討されていることや、平成22年夏・・・
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2010年03月05日(金)
[診療報酬] 22年度診療報酬改定に伴う、各種の関連通知を発出
- 厚生労働省は3月5日に、診療報酬改定に係る通知を発出した。資料では、(1)特定診療報酬算定医療機器の定義等について(p1~p15参照)(2)医療費の内容の分かる領収証及び個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の交付について(p16~p34参照)(3)「指定訪問看護の事業の人員及び運営に関する基準について」の一部改正について(p35~p36参照)(4)処方せんに記載された医薬品の後発医薬品への変更について・・・
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2010年02月26日(金)
[健康保険] 協会けんぽの平成21年9月医療費、速報値は4226億円
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厚生労働省は2月26日に、平成21年9月分の協会管掌健康保険事業月報(速報値)を公表した。
資料によると、協会けんぽの一般被保険者分における平成21年9月の医療費(速報値)は、入院が1155億円、入院外が1752億円、調剤が709億円などで、合計で4226億円となっている(p1参照)。また、伸び率では入院がマイナス0.9%、入院外が1.6%、調剤が7.9%などとなっている(p2参照)。
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2010年02月19日(金)
[厚生統計] 医療費の国際比較可能性を向上させる検討会を設置 厚労省
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厚生労働省が2月19日に開催した、社会保障審議会の統計分科会で配付された資料。この日は、厚生労働統計の整備に関する検討会の設置などについて報告が行われた。
この検討会は、医療費に関する統計の国際比較可能性の向上などについて検討を行うもので、平成25年度まで、年に3回程度開催される(p2~p3参照)。
このほか、平成22年度の厚労省統計情報部の事業計画についても報告されている(p13参照)。
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2010年02月12日(金)
[医療費] 被用者保険の医療費の伸び、若干高め 21年10月医療費
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厚生労働省は2月12日に、最近の医療費の動向(概算医療費)の平成21年10月号を発表した。
平成21年10月の医療費は、前年同月に比べて3.0%増加。これを制度別に見てみると、被用者保険全体では3.4%増(本人2.3%増、家族4.6%増)、国保では1.5%増、公費負担分は7.2%増となっている(p3~p5参照)。
種類別に見ると、診療費は2.1%増(入院2.0%増、入院外2.7%増、歯科1.1%減)、調剤8.0%増、入院時食事0.3%減、訪・・・
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2010年02月12日(金)
[調剤医療費] 処方せん1枚当たりの調剤医療費は7923円 厚労省
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厚生労働省は2月12日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成21年10月号)を公表した。
資料によると、平成21年10月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は7923円、伸び率は対前年同期比5.4%の増となっている(p2参照)。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳をみると、技術料が1997円で25.2%、薬剤料が5913円で74.6%を占めていた(p3参照)。
処方せん1枚当たりの調剤・・・
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2010年02月12日(金)
[診療報酬] 公益裁定尊重するが、財政中立の締め付けに危惧 日医
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日本医師会は2月12日に緊急記者会見を開催し、同日の中医協で取りまとめられた、平成22年度診療報酬改定に関する答申に対し、見解を示した。
日医は、今回の診療報酬改定を振り返り、(1)新政権の見通しの甘さと公約後退(2)財務省主導の改定(3)実質ゼロ改定の意味合い(4)不透明な改定財源による制約(5)中医協の進め方―について分析を行っている。また、今回の診療報酬改定には問題も多いとしながらも、社会保障費の年・・・
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2010年02月12日(金)
[診療報酬] マイナス改定食い止めを評価、実りある中医協論議に満足げ
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- 声明―第22回中央社会保険医療協議会での診療報酬改定を終えて―(2/12)《厚労省》
- 発信元:中央社会保険医療協議会 2号側(診療側)委員 カテゴリ: 医療制度改革 改定答申
「声明」では、中医協改革に向けた7つの決意が示されている。(1)国民、医師、歯科医師など、医療に携わるす・・・
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2010年02月10日(水)
[肝炎治療] 自立支援医療に肝臓機能障害が加わる 厚労省パンフ
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厚生労働省は2月10日に、平成22年4月から自立支援医療(更生医療・育成医療)に肝臓の機能障害が加わることに関し、パンフレットを公表した。これは、肝臓移植を予定している人、肝臓移植後に抗免疫療法(免疫抑制療法)を受けている人へ向けて、医療費負担を軽減する制度が始まることを知らせるもの(p1参照)。
パンフレットでは、自立支援医療を受給するまでの基本的な流れなどがまとめられている(p2~p4参照)。
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2010年02月09日(火)
[診療報酬] 財務省主導から政治主導へ移行すべき 日医
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日本医師会は2月4日の定例記者会見で、「財務省主導で行われた診療報酬改定への見解―薬価改定率に着目して―」を発表した。
日医は、「後発品の置き換え効果の精算」などについて中医協ではまったく説明されず、これでは「財務省主導」の診療報酬であると批判。さらに、新政権に「医療費増加の公約」を徹底してもらうとともに、日医は財務当局と対峙していくと述べている(p1~p6参照)。
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2010年02月05日(金)
[診療報酬] 再診料統一、断念か 中医協総会
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厚生労働省が2月5日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、再診料・外来管理加算について議論を行ったほか、前回会合に引き続き、DPCにおける新たな機能評価係数の導入などについて議論を行った。
短冊について一通りの議論を終えたため、外来点数の引上げ項目などが固まった。そこで遠藤会長が、外来医療費配分の試算を出すように厚労省に指示。プラス改定財源400億円のほか、検査等の適正化でさらに400億円が生・・・
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2010年02月04日(木)
[健康保険] 平成21年3月医療費、組合健保は3621億円、協会けんぽは4655億円
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厚生労働省は2月4日に、平成21年3月分の組合管掌健康保険事業月報を公表した。これは、健全な保険運営を目的に、健康保険の事業状況(被保険者、被扶養者の人数や標準報酬、医療費の状況など)を月単位で公表するもの。
資料によると、組合健保における平成21年3月の医療費は、入院が835億円、入院外が1559億円、調剤が692億円などで、合計で3621億円となっている(p1参照)。資料には、(1)前年同期との比較・・・
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2010年02月01日(月)
[医師] 医師不足と医師偏在の実態を把握、問題解消への示唆を得る
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日本医師会は2月1日に、日医総研ワーキングペーパーとして「二次医療圏別に見た医師不足と医師偏在(2008年版)」を公表した。
日本の人口1000人当たり医師数はOECD加盟国30ヵ国中27位と少ない。これは医師養成数の抑制と、厚労省が医師数は不足ではなく偏在であるとの見解を示してきたためという。04年の新医師臨床研修制度の発足以降、医師不足が顕在化し、勤務医の過重労働なども深刻化した。そこで地域的な医師不足と医師・・・
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2010年01月29日(金)
[国保] 運営安定化計画、平成22年度は97市町村を指定
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2010年01月25日(月)
[医療費] 個人病院の医療費減少続く 厚労省
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厚生労働省は1月25日に、最近の医療費の動向(概要)の平成21年9月号を発表した。
平成21年9月の医療費は、前年同月に比べて2.9%増加。これを制度別に見てみると、被用者保険全体では1.8%増(本人1.2%増、家族2.4%増)、国保では1.9%増、公費負担分は7.2%増となっている(p3~p5参照)。
種類別に見ると、診療費は1.8%増(入院2.2%増、入院外2.7%増、歯科4.1%減)、調剤9.1%増、入院時食事0.6%減、訪問看護7.8・・・
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2010年01月25日(月)
[調剤医療費] 処方せん1枚当たりの調剤医療費は8150円 厚労省
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厚生労働省は1月25日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成21年8~9月号)を公表した。
資料によると、平成21年9月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は8150円、伸び率は対前年同期比6.7%の増となっている(p2参照)。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳をみると、技術料が2020円で24.8%、薬剤料が6116円で75.0%を占めていた(p3参照)。
処方せん1枚当たりの調剤・・・
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2010年01月25日(月)
[診療報酬] 診療所再診料の維持が地域医療再生に必要 京都府保険医協会
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京都府保険医協会は1月25日に、再診料・外来管理加算の見直しに関する代議員・予備代議員アンケートの結果を公表した。
それによると、再診料の引下げなどについては72%が、「『医療費配分見直し』と称した診療所への負担転嫁は理不尽」と答えており(p4参照)、また再診料の統一方法については「診療所の再診料71点に揃える」「病院の再診料を診療所の再診料71点に近づけるよう引上げる」とする意見が9割近くを占めてい・・・
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2010年01月21日(木)
[介護保険] 介護保険制度下での訪問介護等に係る医療費控除、Q&A示す
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厚生労働省は1月21日に、介護保険最新情報Vol.128を公表した。今回は、介護保険制度下での訪問介護等にかかる医療費控除の取扱いに関する事務連絡を掲載している。
事務連絡では、国税庁と協議のうえ整理した、介護保険制度下での訪問介護等にかかる医療費控除の取扱いに関するQ&Aを示している(p3~p4参照)。Q&Aでは、「1回の訪問介護において、身体介護と生活援助を組み合わせて算定する場合の医療費控除は、どのように・・・
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2010年01月20日(水)
[診療報酬] 外来の医療費配分示すか否かで激論に 中医協総会
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厚生労働省が1月20日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、再診料及び外来管理加算などについて議論を行った。
再診料及び外来管理加算については、前回会合で、「未受診投薬の場合、外来管理加算を算定できないものとする」という新ルールの提案や、外来改定財源が400億円となっている状況で、1点影響率や外来管理加算の影響額等について数字提示の要請があったことなどから、病院及び診療所における1点あたり・・・
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2010年01月15日(金)
[看護] 看護師の数と質の確保には、看護師教育の大学化が不可欠 日看協
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日本看護協会は1月15日に、看護師教育の養成所から大学への転換を求める要望書を川端文部科学大臣に提出した。
日看協は、改正保助看法に、看護師の国家試験受験資格に「大学」が明記されたことや、保健師・助産師の教育年限も6ヵ月以上から「1年以上」に延長され、2010年4月からは新人看護職の卒後臨床研修が努力義務となっていることなどから、「看護師教育の養成所から大学への転換」の必要性を説いている。
資料では、転・・・
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2010年01月08日(金)
[医療費] 1人当たり老人医療費は福岡と長野で1.51倍差、全国的には西高東低
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厚生労働省は1月8日に、平成19年度の国民健康保険と老人保健の医療費マップを公表した。医療費マップとは、1人当たりの実績医療費、地域差指数を都道府県別にまとめて地図として表したもの。地域差指数とは、各市町村の年齢構成の相違による保険給付費への影響を補正し、その他の要因による保険給付費の地域格差を指数化したものである。
1人当たり実績医療費の全国計40万7千円を1として、都道府県別に対全国比をみると、最高・・・
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