-
2017年09月28日(木)
[診療報酬] 地域医療係数見直しの対応案など提示 DPC分科会で厚労省
- 厚生労働省は9月28日の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会に、機能評価係数IIの地域医療係数や保険診療係数の見直しなどについて、対応案を示した。地域医療係数のうち、医療計画の5疾病・5事業に関連した診療体制を評価する体制評価指数では、がんや脳卒中の評価項目を整理することや、心血管疾患の評価項目に急性大動脈解離の手術件数を追加することなどを提案した。 がんについては、現在の「がん地域連携」と「がん拠点病・・・
-
2017年09月27日(水)
[医薬品] 胃がんの追加で、ニボルマブ最適使用GLを改訂 中医協・総会4
- 厚生労働省は9月27日の中央社会保険医療協議会・総会に、ニボルマブ(遺伝子組換え)(一般名:オプジーボ)の最適使用推進ガイドライン(GL)を胃がんの効能・効果追加に伴って変更したことを報告した。1次治療・2次治療未実施の患者は投与対象外とすることや、治療責任者の要件として5年以上の消化器外科学の経験などを求めることを定めている。また、9月22日付で発出した通知では、診療報酬明細書の摘要欄に施設と治療責任者・・・
-
2017年09月26日(火)
[小児がん] 11月5日に公開講座「子どものがんを考える」を開催 東京都
-
- 東京都小児がん診療連携協議会「子どものがんを考える」を開催 ~より良い長期フォローアップを目指して~(9/26)《東京都》
- 発信元:東京都 福祉保健局 病院経営本部、東京都小児がん診療連携協議会 カテゴリ: 医学・薬学
-
2017年09月15日(金)
[人口] 2016年の自然増減数は33万770人減、10年連続減少 厚労省
- 厚生労働省は9月15日、2016年の「人口動態統計(確定数)の概況」を公表した。出生、死亡、婚姻、離婚、死産の実態を把握し、少子化対策など厚生労働行政の施策立案の基礎資料を得るためのもの。 出生数は97万6,978人で、前年より2万8,699人減少。出生率(人口1,000対)は7.8で前年より減少した。また、1人の女性が一生の間に生む子どもの数に相当する「合計特殊出生率」は1.44で前年比0.01ポイント減少した(p5~p6参照)。・・・
-
2017年09月15日(金)
[医療提供体制]介護医療院の名称特例ルールを概ね了承 社保審・医療部会
- 社会保障審議会・医療部会は9月15日開かれ、2018年度診療報酬改定の基本指針や、医療機関から介護医療院への転換に伴う名称の特例ルールなどについて議論した。改正介護保険法の附則には、転換後も診療所や病院の名称の継続使用を認める規定があるが、特定の医療機能を表す「地域医療支援病院」、「救急救命センター」などの呼称は、利用者に誤解を与える恐れがあることなどから、使用を認めないこととなった。 改正介護保険法・・・
-
2017年09月13日(水)
[医薬品] 試行的導入の評価基準で論点を提示 費用対効果部会で厚労省
- 厚生労働省は9月13日の中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会に、医薬品・医療機器13品目を対象に実施している試行的導入の評価基準の設定方法などについて、論点を示した。試行的導入では、既存調査や諸外国の事例を参考に基準設定することで合意している。厚労省は、個人の自己負担額ではなく社会としての負担を質問している既存調査や、1人当たりGDPの国際比較を参考にする案などを示したが、委員からは具体的なイ・・・
-
2017年09月08日(金)
[がん対策] 次期がん基本計画、閣議決定は「具体的スケジュールない」
- 加藤勝信厚生労働大臣は9月8日の閣議後会見で、第3期がん対策推進基本計画の閣議決定の見通しについて「具体的なスケジュールを持っていない」と述べた。 加藤厚労相は、まとまっていない受動喫煙対策を含む健康増進法改正案の部分を切り離した状態で、第3期がん対策推進基本計画を閣議決定するとの一部報道について、「計画を策定する方向で、中身の調整を行っている」と回答したものの、それ以上の言及は避けた・・・
-
2017年09月08日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 9月11日~9月16日
-
- 来週注目の審議会スケジュール(9月11日~9月15日)(9/8)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2017年09月05日(火)
[人口] 2017年4月の自然増減数は3万2,844人減 厚労省
- 厚生労働省は9月5日、2017年4月の人口動態統計月報(概数)を公表した。2017年4月の出生数は7万5,255人(前年同月比4.4%減・3,443人減)。死亡数は10万8,099人(3.0%増・3,135人増)だった(p5参照)。最も多い死因は、悪性新生物(がんや肉腫など悪性腫瘍)の2万9,640人、次いで心疾患が1万6,574人だった(p12~p13参照)。自然増減数(出生数-死亡数)は3万2,844人の減少だった(p5参照)。・・・
-
2017年09月01日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 9月4日~9月9日
-
- 来週注目の審議会スケジュール(9月4日~9月9日)(8/25)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2017年08月30日(水)
[診療報酬] 緩和ケア関連報酬、500床以上病院で多い傾向 日本アルトマーク
- 【緩和ケア診療加算】、【外来緩和ケア管理料】の算定病院は500床以上の大規模病院に多いことが、日本アルトマーク社が8月30日に公表した調査結果から明らかになった。半年前の算定病院数から大きな変動がないこともわかり、同社は、これら点数の算定要件である医師、看護師、薬剤師による専従の緩和ケアチームの設置が難しいことが算定病院数伸び悩みの要因ではないか、と推測している。 調査では緩和ケア関連の【緩和ケア病棟・・・
-
2017年08月25日(金)
[予算]がん対策に386億円、難病対策に1,198億円を要求 健康局
- 厚生労働省が8月25日に公表した2018年度予算概算要求によると、健康局の一般会計総額は3,765億円で、前年度当初予算に比べ73億円(2.0%)増加したことが明らかになった(p4~p5参照)。がん対策や難病対策では、新たな医療提供体制の構築を推進。最も要求額が大きい感染症対策では286億円を確保し、新型インフルエンザ等の感染症対策を強化する。 がん対策には386億円(2017年度当初予算額:314億円)を計上した。がんゲノム・・・
-
2017年08月25日(金)
[予算] 2018年度予算概算要求、厚労省の一般会計総額は31.4兆円、2.4%増
- 厚生労働省が8月25日に公表した、2018年度予算概算要求の概要によると、一般会計は総額31兆4,298億円となり、2017年度当初予算に比べ7,426億円(2.4%)増加したことが明らかになった。高齢化に伴う年金・医療関係経費の増加額は6,300億円。政府の骨太の方針や日本再興戦略を踏まえた施策が対象の「新しい日本のための優先課題推進枠」には2,005億円を計上した(p2~p4参照)。 概算要求では、人材投資の強化と生産性の向上、・・・
-
2017年08月18日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 8月21日~8月26日
-
- 来週注目の審議会スケジュール(8月21日~8月26日)(8/18)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
-
2017年08月09日(水)
[がん対策] 前立腺がんの5年生存率、ほぼ100% 国立がん研究センター
-
- がん診療連携拠点病院等院内がん登録 2015年全国集計 報告書、2008年生存率集計報告書(8/9)《国立がん研究センター》
- 発信元:国立がん研究センター カテゴリ: 調査・統計 保健・健康
-
2017年08月04日(金)
[予算] 厳しい財源事情も、「概算要求から対応していきたい」 厚労相
- 加藤勝信厚生労働大臣は8月4日の閣議後会見で、予算編成への取り組みについて、「骨太の方針で示された、社会保障関係費の伸びの目安(3年間で1.5兆円程度)にしっかり取り組んでいく」と意欲を示した。厳しい財政状況であることを認めつつも、診療報酬と介護報酬の同時改定や待機児童解消対策などの重要施策に、「しっかり対応できるよう、概算要求から対応していきたい」と述べた。 このほか、策定中の第3期がん対策推進基本・・・
-
2017年08月01日(火)
[人口] 2017年3月の自然増減数は4万1,604人減 厚労省
- 厚生労働省は8月1日、2017年3月の人口動態統計月報(概数)を公表した。2017年3月の出生数は7万8,471人(前年同月比3.3%減・2,648人減)。死亡数は12万75人(3.7%増・4,277人増)だった(p5参照)。最も多い死因は、悪性新生物(がんや肉腫など悪性腫瘍)の3万1,669人、次いで心疾患が1万9,069人だった(p12~p13参照)。自然増減数(出生数-死亡数)は4万1,604人減で、前年に比べて減少幅が6,925人拡大した・・・
-
2017年07月26日(水)
[緩和ケア] がん治療の「緩和ケア」をテーマに公開講座開催 都立駒込病院
- 都立駒込病院は10月14日、都道府県がん診療連携拠点病院として、第20回市民公開講座「知ってほしい!緩和ケア」を開催し、緩和ケアに関する具体的な情報提供を行う(p1参照)。 日時は、10月14日(土)午後2時から3時30分。会場は都立駒込病院 別館1階講堂(文京区本駒込3丁目)。定員150人(抽選)。参加費無料。参加希望者は、9月22日までに、都立駒込病院がん拠点事務局へ申し込む(p1~p2参照)。・・・
-
2017年07月26日(水)
[診療報酬] 前立腺がんに対する陽子線治療を先進医療B追加 中医協・総会2
- 中央社会保険医療協議会・総会は7月26日、医療機器の保険適用を承認した。新たに保険収載(2017年9月収載予定)される医療機器は次のとおり(p3~p6参照)。【区分C2:新機能・新技術】●心原性ショック等の薬物療法抵抗性の急性心不全に対し大腿動脈から左心室内に挿入・留置し、左心室から直接脱血し、上行大動脈に送血することにより体循環を補助する「IMPELLA 補助循環用ポンプカテーテル」(日本アビオメッド):保険償還・・・
-
2017年07月19日(水)
[医療提供体制] 病床の「機能らしさ」を示す項目例を提示 地域医療構想WG
- 厚生労働省は7月19日に開かれた、医療計画の見直し等に関する検討会・地域医療構想に関するワーキンググループ(WG)に、医療機関が選択した病床機能とレセプトデータの分析から、各病床機能に期待される診療内容を仮にひも付けした場合のイメージを示した。病床機能の分化・連携について議論する「地域医療構想調整会議」での活用を想定しており、ひも付けした診療内容の実績が1件もない病棟(病床)については、実際にどのよう・・・
-
2017年07月18日(火)
[人口] 2017年2月の自然増減数は4万4,537人減 厚労省
- 厚生労働省は7月18日、2017年2月の人口動態統計月報(概数)を公表した。2017年2月の出生数は7万1,898人(前年同月比6.8%減・5,225人減)。死亡数は11万6,435人(1.7%増・1,987人増)だった(p5参照)。最も多い死因は、悪性新生物(がんや肉腫など悪性腫瘍)の2万9,039人、次いで心疾患が1万9,381人だった(p12~p13参照)。自然増減数(出生数-死亡数)は4万4,537人減で、前年に比べて減少幅が7,212人拡大した・・・
-
2017年07月07日(金)
[人口] 2017年1月の自然増減数は5万6,525人減 厚労省
- 厚生労働省は7月7日、2017年1月の人口動態統計月報(概数)を公表した。2017年1月の出生数は7万5,528人(前年同月比3.5%減・2,711人減)。死亡数は13万2,053人(7.6%増・9,328人増)だった(p5参照)。最も多い死因は、悪性新生物(がんや肉腫など悪性腫瘍)の3万2,156人、次いで心疾患が2万3,033人だった(p10~p11参照)。自然増減数(出生数-死亡数)は5万6,525人減で、前年に比べて減少幅が1万2,039人拡大した・・・
-
2017年07月06日(木)
[がん対策] 職場のがん検診でガイドラインを策定 厚労省WGが初会合
- 厚生労働省はこのほど、「職域におけるがん検診に関するワーキンググループ(WG)」を設置し、7月6日に初会合を開いた。同省は、サラリーマンが加入する協会けんぽや健康保険組合などの職域保険の保険者が実施するがん検診について、来年夏をめどにガイドラインを制定したい考えで、今後WGで具体策の検討を進める(p13参照)。 2013年の国民生活基礎調査によると、がん検診受診者の4~7割は、職域保険の保険者によるがん検・・・
-
2017年07月05日(水)
[介護] 生活援助の人員基準緩和と適正化に慎重意見も 介護給付費分科会
- 社会保障審議会・介護給付費分科会は7月5日、訪問介護や訪問看護、2018年4月に創設される共生型サービスの介護報酬や指定基準などについて議論した。訪問介護のうち生活援助については、人員基準の緩和とそれに伴う報酬の見直しを検討することが政府の改革工程表に明記されているが、複数の委員から身体介護と生活援助を切り離すべきではないなど、否定的な意見が示された。 訪問介護について厚生労働省は、▽生活援助中心の訪問・・・
-
2017年07月05日(水)
[診療報酬] 肝細胞がんに対する陽子線治療を先進医療Bに追加 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は7月5日、先進医療会議から報告を受けた「根治切除可能な初発・単発・結節型肝細胞がんに対する陽子線治療」を先進医療Bに追加することを了承した。根治切除可能な初発・単発・結節型肝細胞がんに対する陽子線治療は国立がん研究センター東病院から申請があった技術。20歳以上79歳以下の外科切除が可能で無治療かつ腫瘍が1つの結節型肝細胞がんの患者に対して、陽子線治療を実施する。外科切除と比・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。