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資料1 薬学教育6年制及び薬剤師に関する状況 (27 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/45/giji_list/mext_00001.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第22回 3/15)《文部科学省》
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モデル事業におけるプログラムの内容
研修プログラム



医療機関での病棟業務研修は特に重要であり、担当患者を持った上で、責任を持って対応・実践する内容をプログラ
ムに含めることとする。



内科系・外科系を中⼼に、病棟業務の中で多職種連携を通してチーム医療の中での薬剤師の役割を理解するとともに、
⾃らの主体的な介⼊によりどういった患者アウトカムに繋がったかを経験することとする。



⼊院患者の薬物治療管理にあたって必要な業務を主体的に⾏う。具体的な内容は以下のとおり。
調剤・鑑査、患者情報(病名、臨床検査値等)の把握、処⽅提案、病棟での服薬指導、副作⽤モニタリング、TDM、
DI、カンファレンス等への参加、無菌調整、⼿術室関連業務(周術期)、救急医療、感染対策、医薬品の管理等





卒直後の薬剤師を対象とする研修プログラムとして、調剤・鑑査は必須であり、6カ⽉以上のプログラムに含めるこ
ととする。その上で、基本的な調剤のプログラムを⾃医療機関・薬局で⾏えるのであればそういった形も可能(例︓
3カ⽉⾃薬局+3カ⽉研修先の医療機関(病棟業務))。ただし、病棟業務研修で経験できる病棟は限られることか
ら、調剤業務において患者情報(カルテで原疾患・合併症、臨床検査値、レジメン等)を確認しながら幅広い診療
科・患者の薬物治療管理の理解を深めることは重要であることから、医療機関での調剤研修の期間を設けることが望
ましい。
薬局研修では、在宅業務が最重要であり、プログラムに含めることが望ましい。

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