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資料1-3-2          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

127

128

62歳

83歳





2022年2月25日

2022年3月28日

2022年2月26日

2022年3月29日

000021A

000025A

3回目

3回目

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

糖尿病、抗血小板薬服薬中(クロピドグレル錠75mg、ベ
ラプロスト錠20㎍)
3回目接種翌朝、入浴中にゴンと音がしたため家族が見
肺水腫疑い、心不全疑い
に行ったところ、顔をお湯につけた状態でいたため、救
急要請。救急隊接触時心電図波形:心停止、搬送時:心
停止、死亡確認した。

肺水腫

糖尿病、高血圧症、認知症で加療中、大動脈弁狭窄症

不明

不明

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

心不全

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

心電図、死亡時
画像診断(CT)
(頭~胸腹部所
見:頭部異常な
し、両肺にすりガ 評価不能
ラス状陰影・小葉
間隔壁の肥厚、
肺水腫、心不全
が疑われる)

有(来院時心肺
停止であり詳細
不明)

γ

不明

不明

γ

関連あり

コメント

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

接種後に意識消失を発症して死亡に至った症例である
が、器質的疾患の有無など既情報では全く不明であり、
ワクチン接種との因果関係は判断できない。

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

γ

γ

※~12/16から変更なし。

大動脈解離

129注9

54歳



2022年3月29日

2022年3月29日

3005239

3回目

3回目接種1時間後頃から胸痛あり、救急要請。救急搬
急性大動脈解離による冠動脈狭窄
送中不穏状態となり、来院直後心肺停止となり、蘇生に
冠動脈狭窄
での虚血性心機能不全
反応せず死亡確認。

心不全

130

131

59歳

91歳





2022年3月15日

2022年2月25日

2022年3月16日

2022年3月15日

3006279

000020A

3回目

3回目

筋萎縮性側索硬化症にて人工呼吸器装着中。人工呼吸
器、経管栄養の状態が3年近く続いていた。血圧、脂質
異常、糖尿病等の合併症は認めていない。
3回目接種後気管カニューレを交換、20分間経過観察
急性心筋梗塞
し、著変なく置室。同日夕方トイレで排尿するため介助を
受けながら移動中、突然意識消失、心停止。救急搬送さ
れ、急性心筋梗塞の診断を受け接種翌日午後永眠され
る。

病歴:高血圧、糖尿病、脂質異常症、変形性膝関節症
併用薬:アムロジピン、グリクラジド、アトルバスタチン、
ファモチジン、アルプラゾラム、ビオフェルミン錠剤
変形性膝関節症に対してヒアルロン酸注射を2週間に1
回施行していた。CTにて両下肺野スリガラス様陰影を認
めた。誤嚥性肺炎と考え、セフトリアキソンで治療。症状
ないため経過良好と考えていた。その後、肺炎が憎悪
し、呼吸不全となった。接種12日後、再度CT検査。肺炎
像が広がっていた。新型コロナPCR陰性。接種13日後感
間質性肺炎
染性肺炎と考え、投薬。接種15日後、治療効果なし。酸
素10 Lリザーバーマスクで投与継続。β-Dグルカン正常
値。接種18日後死亡。あらゆる感染に対して治療を行っ
たが、治療効果がなかった。
3回目接種翌日、自宅で倒れているところを発見され入
院。CTにて間質性肺炎の所見あり。その後肺炎が増悪
し呼吸不全となって死亡した。

急性心筋梗塞

死亡時画像診断
(CT)(StanfordA
の大動脈解離の
所見あり)、解剖
(急性大動脈解
離による冠動脈
狭窄での虚血性
新機能不全と判
断)

不明

関連あり(搬送
医療機関)

有(高血圧)(搬
送医療機関)

関連なし(解剖
医療機関)

不明(解剖医療
機関)

不明

不明

CT、COVID-19
PCR(検査)
間質性肺疾患

関連あり



(~6/10の情報
に基づく)

γ

剖検にて直接の死因は急性大動脈解離と判断されるが、
他要因の影響も否定できず評価は困難である。

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

2/26にIP診断とされているが、ステロイド治療開始は3/11
で、時間的なギャップがある。当初は誤嚥性肺炎として治
療されており、情報不足を考える。

コメント
資料番号

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

接種後に意識消失を発症して死亡に至った症例である
が、器質的疾患の有無など既情報では全く不明であり、
ワクチン接種との因果関係は判断できない。
※~1/20から変更なし。

γ

※~12/16から変更なし。

γ

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

剖検にて直接の死因は急性大動脈解離と判断されるが、
他要因の影響も否定できず評価は困難である。
※~1/20から変更なし。

γ

γ

※~12/16から変更なし。

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

2/26にIP診断とされているが、ステロイド治療開始は3/11
で、時間的なギャップがある。当初は誤嚥性肺炎として治
療されており、情報不足を考える。
※~1/20から変更なし。

(~6/10の情報に基づく)

132

57歳



2022年3月17日

2022年3月30日

3005787

3回目

3回目接種翌日朝に意識消失あり、救急要請。救急隊到
着時には心肺停止。心肺蘇生施行しつつ搬送。緊急で
PCPS,IABP留置。冠動脈造影も有意狭窄なし。造影CT
においても血栓、大動脈解離なし、脳出血なし。心筋バ
イオマーカーの上昇、CPK1800CK-MB288、トロンポニン 心筋炎
I4490(最大1300000)。心臓エコーでは運動低下と壁肥
厚あり。心筋炎を疑う所見を認めた。肉眼的所見におい
ても心筋の壊死などあり。頭部CT(低酸素脳症)、胸部
CT(うっ血肝)

心筋炎

解剖(肉眼的所
見においても心
筋の壊死などあ
り、心筋炎の所
見)、冠動脈造影 関連あり
検査、心臓超音
波検査、造影
CT、心電図、血
液検査

26



γ

経過は劇症型心筋炎として矛盾なく、時系列からするとワ
クチン接種との因果関係を完全には否定できない。心筋
炎発症前の心機能やアレルギーに関する情報も必要。
※~12/16から変更なし。

γ

経過は劇症型心筋炎として矛盾なく、時系列からするとワ
クチン接種との因果関係を完全には否定できない。心筋
炎発症前の心機能やアレルギーに関する情報も必要。
※~1/20から変更なし。

症例No