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資料1-3-2          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

対応するMedDRA PT
胃腸出血

62

57歳



2021年8月10日

2021年10月2日

3004220

1回目

予診票での留意点等はなし。
8月10日に1回目接種後、8月下旬に上肢疼痛が出現し、
9月上旬より下肢にも近位筋優位の脱力が出現し受診、
CK 3000~7000程度の上昇と、四肢の紫斑を指摘され
入院。9月1412日入院後に原因不明の横紋筋融解症と
して補液で加療されるもあまり改善なく、血小板数が12
万から5万と1週間で低下。9月14日に血液疾患の精査
のために当院へ転院。転院後の検査で白血球上昇、血
小板減少、APTT延長、凝固優位の凝固障害あり。9月
17日、肝梗塞、腎梗塞が発現。CK上昇は止まらず、呼
吸不全等が進行し、気管挿管と人工呼吸器管理とする。
血液透析を開始。9月18日、造影CTで多発肝梗塞、腎梗
塞を認めた。ICU入室。9月22日、消化管出血による出血
性ショック、造影CTでは上下部消化管の広範な虚血像
があり、虚血性腸炎と判断。9月23日、補体関連の全身
性炎症反応症候群に伴う病態を考慮し、エクリズマブ投
与。9月27日、肝障害、腎障害の進行あり。虚血、多発臓
器梗塞の範囲が拡大し、カンジダ菌血症も続発した。抗
真菌薬加療を施行したが、徐々に状態悪化。消化管出
血も持続し、救命困難と考えられた。10月2日、死亡。

横紋筋融解症

出血性ショック
直接死因:消化管出血
直接死因の原因:凝固障害
直接には死因に関係しないが、直 肝梗塞
接死因の傷病経過に影響を及ぼし
た傷病名等:抗リン脂質抗体症候
群又はワクチン起因性血栓性血小
板減少症
腎梗塞
カンジダ菌血症併発で、抗真菌薬
加療を施行したが、徐々に状態悪
化。多臓器不全、多発性細動脈血
虚血性大腸炎
栓症。
(~6/10の情報に基づく)
血栓性微小血管症

(~6/10の情報に基づく)

血液検査、骨髄
検査、皮膚生検、
大腿筋生検、
PET-CT、腹水検
査、抗PF4抗体
(ELISA)(OD
0.365(cut
off:0.400)で陰
関連あり
性)、心エコー、
全身CT、MRI、死
亡時画像診断、
解剖(血栓性微
小血管障害症)
(~3/18の情報
に基づく)

多臓器機能不全症候群

動脈血栓症

63

64

65

66

38歳

不明

30代

30代









2021年9月2日

不明

不明

不明

2021年9月13日

不明

不明

不明

不明

不明

1回目

不明

不明(使用
見合わせ
不明
ロットのい
ずれか)

不明(使用
見合わせ
不明
ロットのい
ずれか)

心膜炎
基礎疾患:糖尿病、糖尿病性腎症・網膜症、高血圧、脂
質異常症
糖尿病性腎症にて2021年7月に維持透析導入。維持透
析中。
急性心膜炎・心筋炎からの心タンポ
内服薬:ネキシウム、アルファカルシドール、カンデサル
心筋炎
ナーデ
タン、ニフェジピンCR、カルタン
インスリン注射:ノボラピット、ライゾデグ
1回目接種7日後、強い呼吸困難感を訴えたため救急要
請された。救急隊到着時は心肺停止状態。
心タンポナーデ

※製造販売業者のコールセンターを通じた医師からの
報告内容に基づく。
新型コロナワクチンの接種を検討している患者から、コロ
腺筋症
ナワクチン接種後に子宮腺筋症の患者が亡くなったとい
う情報をインターネット上で見た、という話を聞いたため、
報告した。

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

腺筋症

心電図、心エコー
(大量の心嚢液
貯留)、心筋生
検、血液検査(ト
ロポニンTや
評価不能
CKMBの上昇)、
解剖(心筋炎)

有(Ai-CT所見:・肉
眼的には膝全面や
両足に紫斑が対称
性にみられ、四肢
体幹部の黄染が強
い状態だった。・正
中切開で、腹水は
褐色調に混濁して
いた。腸管は十二
指腸から結腸に至
るまで、びまん性に
壊死をしていた。・
腹膜には悪性腫瘍
の播種を疑う明ら
かな所見はなかっ
た。・肝臓は腫大し
ており、急性期から
亜急性期の大小
様々な梗塞像が両
葉、尾状葉にそれ
ぞれ認められた。・
胆嚢内には胆汁が
充満しており、胆石
はなかった。・腎臓
は両側ともに梗塞
像が散見された。・
肺はやや黒色変化
を伴い、肺炎像が
みられた。・両側腸
腰前面には出血の
痕が明瞭であっ
た。・右大腿筋肉内
には、壊死したと思
われる筋肉の一群
が認められた。・開
頭後、脳表面には
明らかな出血はな
かった。)

γ

有(他のウイル
ス感染の可能
性は否定できな
い(ただし、特定
は困難))

γ

不明

γ

不明

不明

不明

不明

不明

不明

ニュースで、モデルナ筋注で異物の混入が報告されてお
り、該当ロットを接種した30代男性の2人が亡くなったこ
と、因果関係は不明であり調査中であることを見た。
※現時点では、報告者の情報が得られていないことか
ら、症例の特定など更なる調査は難しい。

※製造販売業者のコールセンターを通じた一般の方か
らの報告内容に基づく。
注:報告された情報の中に2例の死亡事例の情報が含
まれていることから、No.65と66の2例に分けて症例を記
載。
不明

不明

コメント

既往歴として「血液透析などがある」と記載されているの
みであり、患者背景の情報が不十分であり、生じた有害
事象のメカニズムも明らかにはなっておらず、因果関係評
価は困難である。同様の症例の集積を注視する必要があ
る。

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

γ

※~12/16から変更なし。

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

既往歴として「血液透析などがある」と記載されているの
みであり、患者背景の情報が不十分であり、生じた有害
事象のメカニズムも明らかにはなっておらず、因果関係評
価は困難である。同様の症例の集積を注視する必要があ
る。
※~1/20から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(~3/18の情報
に基づく)

※製造販売業者のコールセンターを通じた一般の方か
らの報告内容に基づく。
注:報告された情報の中に2例の死亡事例の情報が含
まれていることから、No.65と66の2例に分けて症例を記
載。
不明

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

不明

不明

ニュースで、モデルナ筋注で異物の混入が報告されてお
り、該当ロットを接種した30代男性の2人が亡くなったこ
と、因果関係は不明であり調査中であることを見た。
※現時点では、報告者の情報が得られていないことか
ら、症例の特定など更なる調査は難しい。

14

不明

γ

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

γ

γ

γ

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

(コメント無し)
※~1/20から変更なし。

症例No