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参考資料3 令和3年度 厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)「新規及び既存の放射線診療に対応する放射線防護の基準策定のための研究」分担研究報告書 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000211244_00004.html
出典情報 医療放射線の適正管理に関する検討会(第2回 1/26)《厚生労働省》
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表 2.RALS 装置からの漏洩線量計測値( µSv/h)
線源

装置からの距離

装置名称

0.5 m

1.0 m

2.0 m

マイクロセレクトロン HDR V2

0.10

0.01

0.01

マイクロセレクトロン HDR V3

0.14

0.02

0.01

フレキシトロン HDR

0.20

0.03

0.00

Varisource-200

1.37

0.80

0.00

Varisource-iX

1.02

0.74

0.08

MultiSource

3.29

1.12

0.41

SagiNova

0.45

0.00

0.00

Co-60

MultiSource

5.25

1.85

0.17

コバルト

SagiNova

3.19

0.79

0.17

Ir-192
イリジウム

それぞれの線源・装置ごとの回答数は表 1 と同じ.ただし,Co-60 MultiSource で,
装置から 0.5 m で 13.8 μSv/h,1.0 m で 0.0 μSv/h という回答があり,数値に不
整合があると判断し,これを除外した.この欄の数値のみ,回答数 5,集計数 4 とな
る.
④ RALS 装置の使用状況
回答施設の RALS 装置で治療された患者数と延べ照射数の中央値と標準偏差を表 3
に示す.前立腺シード(診療用放射線照射器具)は 18/89 施設で行われていた.
表 3.回答施設の患者数と照射回数.数値は中央値で,()内は標準偏差.
線源

患者数

照射回数

Ir-192

25(25.7)

85 (87.1)

Co-60

23(12.9)

99 (47.2)

I-125

前立腺シード
治療件数

13 (14.6)

⑤ RALS 室 CT の設置の有無や使用日数
RALS 室 CT が設置されている施設は,32 施設(36%)であった.年間の使用日数は,
平均で 95.3 日であった.これは,年間の稼働日数を週 5 日×52 週の 260 日間とする
と,約 3 分の 1 であった.また,現在は RALS 室 CT を設置していない施設では,44/57
施設で RALS 室 CT の設置と IGBT の実施を希望していた.

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