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【資料2】造血幹細胞移植推進拠点病院事業について (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29335.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会造血幹細胞移植委員会(第59回 12/1)《厚生労働省》
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令和3年度選定・評価会議での主な御意見と今後の方向性について
主な御意見


人材育成事業

・実地研修の一部中止や延期があったものの、リモート研修やeラーニング等が有効に活用され、人材育成が概ね順調に進んでいる。
・どの職種も不足しているが、特に認定HCTCの不足が課題である。



コーディネート支援事業

・専従HCTCの配置により、採取医療機関と日本骨髄バンクとの連携が強化され、患者の第一希望週に採取できた割合が概ね向上している。
・一部のブロックで、骨髄等採取の受け入れ可否状況を関係者がリアルタイムで共有できるWebシステムが導入され、最適な採取計画の立案
に役立てられている。



地域連携事業

・地域医療機関の診療支援やLTFU外来の開設支援が一部中止・延期となる例が見られたが、オンラインを活用した支援・連携が進んでいる。
・LTFU外来を支援する患者指導用リーフレット等が作成され、全国で活用されている。
・一部のブロックで、他診療科と連携した小児患者のLTFU強化に関する取組が進んでおり、評価できる。
・地域連携支援センターが設置されているものの、就学・就労支援はまだ不十分である。

今後の方向性について(論点)
・上記御意見等を踏まえて、造血幹細胞移植医療体制整備事業の今後の方向性についてどのように考えるか。
・各ブロックの評価については、それぞれの事業の成果に加えて、新型コロナウイルス感染症の影響や地理的制約、人材(なり手)不足等の
各地域の実情を踏まえることとしてはどうか。
・概ね5か年計画で事業を進めているが、最終的な成果をどのように総括するか。
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