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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28621.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第39回 10/20)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【1】新型コロナワクチンの追加接種に係る接種間隔について
(1)接種間隔について

欧米における接種間隔と接種実績について

米国FDAはオミクロン株対応2価ワクチン(従来株 / BA.4-5)の接種間隔を2か月以上と設定し、欧州EMAはオミクロン株対
応2価ワクチン(従来株 / BA.1)の接種間隔を3か月以上と設定している。薬事食品衛生審議会提出資料では、欧州において
接種間隔を3か月に短縮した後も安全性の懸念は認められていないとされている。

薬事食品衛生審議会提出資料(抜粋・要約)

【2価(起源/オミクロン)ワクチンの承認状況】
・ 米国FDAは両社の2価(起源/オミクロンBA.4-5)ワクチンともに追加接種の接種間隔は2カ月以上と設定。
当該接種間隔の設定に際して、臨床試験等の成績は示されていない。
・ 欧州EMAは両社の2価(起源/オミクロンBA.1)ワクチンともに追加接種の接種間隔を3カ月以上と設定。
EMAはCOV-Boost試験(Lancet 2021; 398: 2258-76)等に基づいて従前から両社の12歳以上の1価(起源)ワクチンの
接種間隔を3カ月以上としており、2価(起源/オミクロンBA.1)ワクチンについてもこの接種間隔を踏襲できると判断。
【1価(起源)ワクチンの接種状況・製造販売後安全性情報】
・ 欧州においてファイザー社の1価(起源)ワクチンの接種間隔が2022年4月に3カ月に短縮された後においても、
副反応について報告数の上昇といったシグナルが見られていないことから、新たな安全性の懸念は報告されていない。

また、モデルナ社の1価(起源)ワクチンは2021年10月より3カ月間隔で接種されており、同様に安全性について
特段の懸念は報告されていない。

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