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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28621.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第39回 10/20)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【1】新型コロナワクチンの追加接種に係る接種間隔について
(1)接種間隔について

追加接種に係る前回の接種からの接種間隔と有効性について(ファイザー社製ワクチン)
薬事食品衛生審議会に提出された臨床試験データによれば、ファイザー社のオミクロン株対応1価ワクチン(BA.1)を用いた
接種間隔3~6カ月での追加接種では、中和抗体価の上昇が認められた。

薬事食品衛生審議会提出資料(抜粋・要約)

・ 初回免疫として1価(起源)ワクチン30 μgを2回、1回目の追加接種
として1価(起源)ワクチン30 μgを接種した18歳以上55歳以下の者を対象
に、1回目の追加接種から3~6カ月経過後に2回目の追加接種として1価
(オミクロンBA.1)ワクチン又は1価(起源)ワクチンを接種した際の安全
性及び免疫原性が検討された。

治験薬接種1か月後までにSARS-CoV-2感染歴のない被験者における
ワクチン群間の中和抗体価の比較

・ 1価(オミクロンBA.1)ワクチン30 μg群について、1価(起源)ワク
チン30 μg群を対照としたオミクロン株BA.1系統に対する中和抗体価のGMR
の値は1.75であり、両側95%信頼区間の下限値は事前に規定された優越性の
基準値である1.0を上回ったことから、1価(起源)ワクチン30 μgに対する
優越性が示された。また、オミクロン株BA.1系統に対する中和抗体の抗体応
答率は対照群よりも23.0%高く、両側95%信頼区間の下限値は事前に規定さ
れた非劣性の限界値である-5%を上回ったことから、1価(起源)ワクチン
30 μgに対する非劣性が示された。

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