よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28621.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第39回 10/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2.本日の論点:【1】新型コロナワクチンの追加接種に係る接種間隔について
(1)接種間隔について

追加接種に係る前回の接種からの接種間隔と有効性について(モデルナ社製ワクチン)
薬事食品衛生審議会に提出された臨床試験データによれば、モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン(従来株 / BA.1)を
用いた、接種間隔3カ月以上での追加接種では、中和抗体価の上昇が認められた。

薬事食品衛生審議会提出資料(抜粋・要約)

・ 初回免疫として1価(起源)ワクチン100 μgを2回、1回目の追加接種
として1価(起源)ワクチン50 μgを接種した18歳以上の者を対象に、1回
目の追加接種から3カ月以上経過後に2回目の追加接種として2価(起源/
オミクロンBA.1)ワクチン又は1価(起源)ワクチンを接種した際の安全性
及び免疫原性が検討された。
・ 2価(起源/オミクロンBA.1)ワクチンについて、1価(起源)ワクチ
ンを対照としたオミクロン株BA.1系統に対する中和抗体価のGMRの値は
1.745であり、両側97.5%信頼区間の下限値は事前に規定された優越性の基
準値である1.0を上回ったことから、1価(起源)ワクチンに対する優越性が
示された。また、オミクロン株BA.1系統に対する中和抗体の抗体応答率は対
照群よりも1.5%高く、両側97.5%信頼区間の下限値は事前に規定された非
劣性の限界値である−10%を上回ったことから、1価(起源)ワクチンに対
する非劣性が示された。(令和4年9月7日付け独立行政法人 医薬品医療機
器総合機構「特例承認に係る報告書」(スパイクバックス筋注)(以下、
「特例承認に係る報告書(スパイクバックス筋注)」)、表6)

13