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薬-1○ 令和5年度薬価改定について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00050.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第188回 10/5)《厚生労働省》
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薬剤費に及ぼす薬価改定等の影響分析


2011~2019年の薬剤費成長率は、仮に薬価改定しなかった場合の状況において年平均5.5%増と見込まれたところ、隔年
の薬価改定により、年平均1.4%増に抑制。





2018年以降は毎年の薬価改定により、年平均下落率は、それ以前の▲2.4%(2011~17年)から▲4.8%(2017~20年)と2倍に増加

加えて、長期収載品の適正化や、後発品の使用促進等により薬剤費の伸びは更に抑えられている。

1.2011年(H23年)比(%)の薬剤費の推移

2.薬剤費の構成割合の推移

※薬剤費・改定率は「中医協薬ー2(R4.7.20)」、GDP
は内閣府「国民経済計算年次推計」の数字を使用

※記載している額は、薬価調査で得られた取引数
量(調査月の1か月分)に薬価を乗じた上で12
倍した数字(年間の数字に単純換算)

後発品への置換
えによる削減額

180

172.3

下記①に、後発品に置き換えな
かった場合の効果額を加えたもの

▲1.62兆円

157.1

160

153.1

149.2

140

①薬価改定を行わなかった場合の
薬剤費(国民医療費ベース)推計
年平均伸び率 +5.5%

120
111.9

133.8

薬剤費(国民医療費ベース)推移
年平均伸び率 +1.6%
113.3
112.1
111.4
109.2

119.6

104.9

106.0

100.6

100

19年累計)

▲3.34兆円

113.5

3.後発品への置換えによる医療費適正効果額
111.9

108.9

国内総生産(GDP)推移
年平均伸び率 +1.4%

94.0

94.0

91.5

91.5

薬価改定

80

111.1

109.0

108.1
104.7

102.5

99.9

薬価改定による
削減額(2011~

127.7

111.6

107.0

104.9

140.5

130.4

126.1
118.1

141.6

138.8

既存薬価の改定率(薬剤費ベース)
年平均下落率 ▲3.1%

86.4

86.4
79.9

78.0
74.6

60
2011

2012

2013

年平均下落率
▲2.4%

2014

2015

2016

2017

年平均下落率
▲4.8%

2018

2019

2020

後発品に置き換えなかった場合の
先発品の薬剤費と
後発品の薬剤費との差額

薬価調査
年度

後発品の
使用割合

H29年度

65.8%

1.30兆円

H30年度

72.6%

1.40兆円

R1年度

76.7%

1.62兆円 ※1.の試算に利用

R2年度

78.3%

1.86兆円

R3年度

79.0%

1.92兆円

17
17