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薬-1○ 令和5年度薬価改定について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00050.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第188回 10/5)《厚生労働省》
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令和5年度薬価改定に係る論点等について
経 緯
• 診療報酬改定がない年の薬価改定については、「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」、「薬価制度の抜本改
革について 骨子」において、「市場実勢価格を適時に薬価に反映して国民負担を抑制するため ~~ 価格乖離の
大きな品目について薬価改定を行う。」、「対象品目の範囲については ~~ 国民負担の軽減の観点から、でき
る限り広くすることが適当」とされている。
• 令和3年度薬価改定では、国民負担軽減の観点からできる限り広くすることが適当である状況のもと、平均乖離
率8%の0.625倍(乖離率5%)を超える、価格乖離の大きな品目を対象とした。また、「新型コロナウイルス感
染症特例」として薬価の削減幅を0.8%分緩和した。算定ルールについては、既収載品の算定ルールのうち、実
勢価改定と連動しその影響を補正するものを適用した。
• 「2021(令和3)年度薬価改定の骨子」においては、「今後の薬価改定に向け、「国民皆保険の持続可能性」
と「イノベーションの推進」を両立し、国民が恩恵を受ける「国民負担の軽減」と「医療の質の向上」を実現す
る観点から、既収載品目に係る算定ルールの適用の可否等も含め検討を行う。」とされている。

論 点
• 上記の経緯等を踏まえ 、 令和5年度薬価改定についてどう考えるか。
• また、今後の検討に当たっては、令和3年度薬価改定の影響も含め、関係業界等からの意見聴取も行いつつ、
「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」における検討も踏まえ、議論を深める
こととしてはどうか。

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