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資料1 第4期がん対策推進基本計画に対するがん検診からの提言案 (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26797.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第36回 7/15)《厚生労働省》
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2.がん検診の精度管理
検討の視点
○ 全国的に見ると精密検査受診率は十分な改善傾向を認めていないが、目標を満たしている自治体もある。
自治体による差が大きくなっており、今後の改善のヒントとなりうるのではないか。
○ 受診勧奨も重要ではあるが、精密検査を受診しやすい環境についても検討する必要がある。
○ 職域における精度管理についても実態を把握する方法やさらなる改善策について検討を行う必要がある。
○ 指針に基づいた5つのがん検診以外の検診の実施についてどのように考えるか。
対応案
○ 自治体における検診の精度管理を、レセプトやがん登録情報を活用する方法にシフトできるよう推進して
はどうか。
○ 都道府県は、管轄する市町村のがん検診の実施状況を踏まえ、市町村に対し必要な指導・助言等を行うこ
ととしてはどうか。
○ 精密検査受診率の目標値は引き続き90%としてはどうか。精密検査受診率の低い市町村の実態の把握に努
めてはどうか。
○ 職域におけるがん検診の精度管理を可能とするため、保険者がレセプトやがん登録情報などを活用して感
度、特異度、精密検査の受診状況などを把握できるよう技術的支援を行うこととしてはどうか。
○ 各自治体において精密検査を実施できる医療機関リスト(例. がん診療連携拠点病院等)を作成・公表す
ることを推進してはどうか。特に職域においてがん検診の結果を通知する際に精密検査実施医療機関リス
トを同封してはどうか。

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