を推進することが重要であり、今後も厚生労働統計の効果的な実施および有効性の確保
を図りながら、国民生活の向上に寄与するためにより効率性の高い統計調査を設計して
いく必要がある。
国際比較可能性や統計相互の整合性の確保・向上に資する研究は順調に進捗しており、
今後は、効率よく統計調査を実施するための研究や国際統計分類の国内外での活用に資
する研究をさらに推進していくべきである。
一方で、研究で取得したデータの分析・検討は行われているものの、今後の発展に資
する提言の明示が十分ではない。深く分析・検討を行い、エビデンス創出に資する提言
を求めていくべきである。

５．総合評価
研究事業の目的・目標の達成に向けて実施された令和３年度の研究課題について、

不十分な成果となった課題がなく、特筆すべき成果が
あるなど計画を上回る成果が得られた。
不十分な成果となった課題がなく、計画どおり順調な
成果が得られた。

〇

一部不十分な成果となった研究課題はあるものの、概
ね計画どおり順調な成果が得られた。
不十分な成果となった研究課題が多く、研究事業全体
として不十分な成果であった。

と判断される。

12