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○最適使用推進ガイドラインについて-2-2 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00148.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第522回 6/1)《厚生労働省》
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(PD-L1 発現状況別の有効性)
国際共同第Ⅲ相試験(ONO-4538-50/CA209648 試験)に組み入れられた患者のデータ
に基づき、PD-L1 の発現状況別に解析を行った有効性(探索的な解析を含む)及び安全
性の結果は以下のとおりであった。
NIVO/IPI 及び NIVO/Chemo に関して、PFS 及び OS のいずれにおいても TPS<1%の
患者集団では Chemo と比較した延長傾向は認められなかった(表 2、図 5)。
なお、PD-L1 の発現状況によらず、本剤の安全性プロファイルは同様であった。
表2

PFS

OS

TPS<1%の有効性の結果(ONO-4538-50/CA209648 試験)
TPS<1%集団*1
NIVO/IPI 群
NIVO/Chemo 群
Chemo 群
(164 例)
(163 例)
(166 例)
中央値
2.83
5.55
5.75
(カ月)
[1.68, 4.17]
[4.44, 6.93]
[5.39, 6.97]
[95%CI]
1.45
0.95
ハザード比

[1.13, 1.88]
[0.73, 1.24]
[95%CI]*2
中央値
11.96
11.96
12.16
(カ月)
[10.09, 16.03]
[9.86, 15.54]
[10.71, 14.00]
[95%CI]
0.96
0.98
ハザード比

[0.74, 1.25]
[0.76, 1.28]
[95%CI]*2

CI:信頼区間、*1:PD-L1 判定不能であった患者は除外された、*2:非層別 Cox
比例ハザードモデル

図 5 OS の Kaplan-Meier 曲線(ONO-4538-50/CA209648 試験)
(TPS<1%集団)

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