よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4-2 ワーキンググループでの主な議論等のまとめ (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25905.html
出典情報 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第5回 5/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81

好事例(例えば、本ワーキンググループでは、糖尿病患者に対する薬局
薬剤師の食生活、運動習慣への説明等の介入事例が紹介された。4)を収
集・分析するとともに、必要に応じて関連学会等とも連携しつつ、疾患
ごとに求められる薬局薬剤師の対応について、標準的な手引きの作成を
進めるべきとの意見があった。
○ なお、認知症の人については、誤薬のリスクや服薬介助者の負担軽減
を考慮しながら支援する必要があり、多職種や服薬介助者との細やかな
服薬状況の共有や、必要に応じて処方薬剤数や服用回数等について処方
医と協議するなどが求められると考えられる。


薬剤レビュー
○ このまとめにおいて、薬物治療に関連する問題を評価し、患者固有の
情報を収集・分析して医師や患者等に伝達する体系的なプロセスを薬剤
レビューと称する。薬剤レビューは、患者にとって必要な医薬品の検討、
それらの医薬品の有効性、安全性を最大限に高め、患者の健康状態を改
善することにつながる。 5
○ 具体的には、
・ASK(情報収集)
・ASSESS(問題の分析と特定)
・ADVISE(治療を記録し、患者・介護者と医師に情報を伝達)
の3つのステップから構成されており、患者の治療目標や各薬剤のリス
クベネフィットを踏まえた上で、必要な患者モニタリングを実施し、医
師等へ情報の伝達等を行うものである。
○ 薬剤レビューのような薬剤師の専門性を活かす対人業務を継続的に
実施する必要があり、薬剤レビューの均てん化を職能団体として積極的
に検討すべきとの意見があった。
○ また、当該薬剤レビューを実施するには医療機関との情報共有は必須
であり、これを推進する取り組みが必要であるとの意見があった。
○ さらに、当該薬剤レビューを薬学教育や薬剤師生涯研修に盛り込むこ
とも検討すべきとの意見があった。

(2)対人業務に必要なスキル習得
○ 対人業務に当たっては、日進月歩の薬学的知識の習得等を継続的に行っ
ていく必要がある。
○ さらに、患者の状態に応じた様々な対応が求められることとなる。新し

4

令和4年2月 14 日 第1回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキン
ググループ 資料3-1
5
薬剤師による包括的かつ高度な専門的業務 薬剤レビューについて(飯島裕也
参考人提出資料)(令和4年2月 14 日 第1回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能
に関するワーキンググループ 資料2)
3